「実家の蔵や押し入れから掛け軸や古い茶碗が出てきたけれど、価値があるのか分からない」「祖父が集めていた骨董品を、きちんと見てくれる店に売りたい」そんな悩みを持つ方は多いはずです。
骨董品の買取店には、骨董・古美術を専門に扱う店から、ブランド品や貴金属とあわせて骨董品も買い取る全国チェーンまで、様々な選択肢があります。しかし、店ごとに得意なジャンルや買取方法、出張料・返送料といった手数料の扱いが異なるため、選び方を間違えると本来の価値が評価されなかったり、思わぬ費用がかかったりすることもあります。
この記事では、骨董品を納得のいく形で手放したい方に向けて、失敗しない買取店の選び方、利用できる主な骨董品買取店、売る前の準備、高く売るコツ、よくある質問までくわしく解説します。
骨董品買取店の選び方|5つのポイント

骨董品は、掛け軸や陶磁器、茶道具、仏像、漆器、古道具など種類が幅広く、店によって評価の得意・不得意が出やすい品物です。買取店を選ぶときは、次の5つのポイントを確認しましょう。
1. 売りたい骨董品のジャンルに強いか確認する
骨董品と一口にいっても、掛け軸や書画、陶磁器、茶道具、金工品や銀製品、蒔絵などの漆器、仏像・仏教美術、中国美術、根付や印籠など、範囲はとても広くなります。骨董・古美術の専門店は幅広いジャンルを扱う一方、総合買取店ではブランド品や貴金属が中心で、骨董品は一部の品目に限られることもあります。公式サイトの買取品目や買取実績、買取を強化している作家の一覧を見て、手元の品に近いものを扱った例があるかを確かめましょう。
2. 骨董の知識を持つ査定士が見てくれるか確認する
骨董品の値段は、作家や時代、技法、真贋(本物かどうか)、保存状態など多くの要素で決まるため、査定する人の知識と経験が結果を左右します。鑑定士が自宅まで出張して査定する店や、査定士と社内の鑑定担当者が二重に確認する体制を整えている店もあります。買い取った品をどこで販売するかも店によって異なり、販路の広さを強みに挙げる店もあるので、あわせて比べてみましょう。
3. 買取方法と対応エリアを確認する
骨董品の主な買取方法は、次の3つです。
- 出張買取:査定士が自宅に来て査定する。重い品や大量の品、蔵や実家の整理に向く
- 宅配買取:品物を箱に詰めて送る。近くに店がない場合や、点数が少ない場合に向く
- 店頭買取:店に持ち込んで査定を受ける。その場で現金化しやすく、鑑定士に直接相談できる
全国対応をうたう店でも、品物の量や内容、地域によっては出張できない場合があります。また、宅配買取では配送中の破損を補償しないとする店もあるため、割れやすい陶磁器やガラス工芸品を送るときは、梱包の方法まで確認しておくと安心です。
4. 手数料の無料範囲と支払い方法を確認する
出張料や査定料、キャンセル料は無料としている店が多いものの、宅配買取で査定額に納得できず品物を返送してもらうときの送料は、店が負担する場合と利用者が負担する場合に分かれます。支払いは、出張買取や店頭買取ではその場の現金払いが多い一方、高額の場合は後日の振込とする店もあります。売れない品の処分まで頼むときは、処分の費用が別にかかることもあるため、申し込みの段階で無料の範囲を確かめておきましょう。
5. 出張買取のルールをきちんと説明してくれるか確認する
特定商取引法では、業者が自宅などを訪れて品物を買い取る取引を「訪問購入」として規制しています。依頼していない人の自宅を訪ねて勧誘する、いわゆる飛び込み勧誘は禁止されており、査定を頼まれただけなのに査定を超えて勧誘することも法に抵触するとされています。契約したときは法律で決められた書面を受け取り、その日から数えて8日以内であればクーリング・オフ(契約の解除)ができ、その期間中は品物の引き渡しを拒むこともできます。
ただし、たんすなどの家具や書籍は、政令で訪問購入の規制の対象から外されています。また、売ると決めたうえで自分から自宅での契約を求めた場合(事前に聞いた金額で売るので来てほしいと頼んだ場合など)は、クーリング・オフなどの規定が適用されません。時代箪笥や古書を売るときや、金額を聞いてから訪問を頼むときは、契約前の説明をよく聞いておきましょう。くわしくは消費者庁の特定商取引法ガイドで確認してください。
利用できるおすすめの骨董品買取店

骨董品の買取に対応している主な店を紹介します。全国から出張や宅配で使える総合買取サービスと、骨董・古美術の専門店を取り上げています。
バイセル

バイセルは、東京都新宿区に本社を置く東証上場企業、株式会社BuySell Technologiesが運営する総合買取サービスです。着物や切手、ブランド品などと並んで骨董品の買取に力を入れており、掛け軸や茶道具、陶磁器、仏像、西洋アンティークなど幅広い品目を扱っています。
査定士に加えて、商品管理部門の鑑定担当者が二重にチェックする体制をとっており、女性の査定士も在籍しています(地域や日程によっては対応できない場合あり)。2015年から2025年までの累計の買取点数は4,800万点以上としています。
出張買取は離島を除く全国に対応し、査定料や出張料などの手数料は無料で、1点からでも依頼できます。成約すればその場で現金を受け取れ(高額の場合は後日振込のこともあり)、訪問時にはクーリング・オフの説明があり、査定士が帰ったあとには確認の電話も入ります。宅配買取は電話で予約したうえで無料の宅配キットに詰めて送る方式で、査定結果に納得できず返送してもらう場合の送料は利用者の負担です。
なお、剥製や登録証のない銃刀類は買取の対象外としています。
量の多い骨董品や持ち運びにくい品を、自宅で一度に査定してもらいたい方におすすめです。
| 店舗名 | バイセル |
| 所在地 | 東京都新宿区四谷4-28-8 PALTビル(株式会社BuySell Technologies) |
| URL | https://buysell-kaitori.com/antique/kakejiku/ |
高く売れるドットコム

高く売れるドットコムは、東京都中央区に東京本社を置く東証上場企業、株式会社マーケットエンタープライズが2007年から運営する総合買取サービスです。骨董品・古美術品の買取では、掛け軸や絵画、陶磁器、茶道具、アンティーク家具を強化品目に挙げ、五月人形や雛人形、兜飾りといった季節の工芸品も査定するとしています。
買取方法は宅配・出張・店頭の3種類で、鑑定料や出張費用、キャンセル料はかかりません。宅配買取では宅配キットと送料が無料で、キャンセルした場合の返送料も請求しないとしています。発送から入金までは3日〜1週間程度が目安です。
出張買取は札幌から福岡までの各センターからスタッフが訪問し、遺品整理などで出てきた重い陶磁器や大きな屏風、家具の搬出まで任せられます。申し込みの際に品物の情報や売りたい時期を伝えると、オペレーターが買取方法や売却時期を提案してくれます。
返送料まで無料の宅配買取を使いたい方や、骨董品と家具をまとめて引き取ってほしい方におすすめです。
| 店舗名 | 高く売れるドットコム |
| 所在地 | 東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階(株式会社マーケットエンタープライズ 東京本社) |
| URL | https://www.takakuureru.com/kottou-kaiga/ |
おたからや

おたからやは、横浜市西区に本社を置く株式会社いーふらんが運営する買取専門店で、金・貴金属やブランド品とあわせて骨董品も買い取っています。店舗数は世界で2,120店舗以上(2026年11月時点)で、国内では47都道府県に出店しているとしています。
骨董品は、共箱が壊れているものや金継ぎしたもの、セットの品がそろっていないものでも買い取るとしています。茶道具や鉄瓶・銀瓶、書画、甲冑、印材、珊瑚など扱う品目も幅広く、鉄瓶の内部のさびなどは洗わずにそのまま持ち込むよう案内しています。
店頭買取は予約不要としており、その場で査定を受けて、金額に納得すれば現金で受け取れます。近くに店舗がない場合は出張買取も利用でき、出張料・査定料・買取手数料はすべて無料です。査定士は社名やロゴの入っていない一般車両で訪問するため、近所の目が気になる方も相談しやすいでしょう。
写真を送るメール査定やLINE査定も用意されており、18歳未満からの買取は行っていません。
近くの店舗に気軽に持ち込みたい方や、貴金属や宝石とあわせて骨董品を売りたい方におすすめです。
| 店舗名 | おたからや |
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3-3 クイーンズタワーB 15階(株式会社いーふらん) |
| URL | https://www.otakaraya.jp/method_flow/ |
古美術 八光堂

古美術 八光堂は、東証グロース市場に上場するバリュエンスホールディングスのグループ会社、バリュエンスジャパン株式会社(東京都港区)が運営する骨董品・美術品の買取専門店です。骨董品・美術品の買取を40年以上続けてきたとしています。
絵画や掛け軸、茶道具、陶磁器、中国骨董、香木、仏像、銀製品、珊瑚・翡翠、マイセンなど幅広いジャンルを扱い、査定は「バリューデザイナー」と呼ばれる鑑定士が担当します。店舗は銀座本店や大阪本店のほか、仙台・横浜・名古屋・京都・広島・博多などにあり、店頭で査定を受けるときは事前に電話やメール、LINEで相談する流れです。
出張買取は全国に対応しており、出張費や査定・鑑定の手数料はかかりません。電話やメール、LINEで申し込んで品物の詳細を伝え、日程を決めると鑑定士が訪問します。査定額に納得すればその場で現金か振込で支払われ、高額の場合は振込になることがあります。
ビデオ通話で鑑定士と話しながら目安の金額を聞ける「らくらくスマート査定」や、売れる品と処分する品を仕分ける「鑑+断捨離(カンシャリ)」も用意されています。仕分けや査定は無料ですが、処分品の引き取りは提携会社による有料の対応です。
実家の整理で骨董品と不用品が混ざっている方や、来店前に鑑定士と話して相談したい方におすすめです。
| 店舗名 | 古美術 八光堂 |
| 所在地 | 東京都港区南青山5-6-19 MA5 5F(バリュエンスジャパン株式会社 東京オフィス) |
| URL | https://www.hakkoudo.com/ |
古美術永澤

古美術永澤は、東京都新宿区下落合(目白)に本社を置く株式会社古美術永澤が運営する、骨董品・美術品の買取専門店です。1990年に創業し、掛け軸や絵画、茶道具、陶磁器、中国美術、仏教美術、根付・印籠、勲章、古書まで幅広く扱っています。
出張買取は全国で受け付けており、出張料・査定料は無料です。成約した場合はその場で現金で支払われ、成約後8日間はクーリング・オフによるキャンセルができると案内しています。品物の量や内容によって出張できない場合は、宅配買取を案内しています。
宅配買取は事前に申し込んだうえで着払いで送る方式で、送料はかかりません。正式な査定結果は簡易書留で届き、承諾すると約3営業日以内に振り込まれます。不成立の場合の返送料は利用者の負担ですが、掛け軸だけを送る「掛軸の宅配買取」では返送料も店が負担します。
毎月2回、土曜日に目白の本社で予約制の持込鑑定会を開いているほか、遺品整理や蔵整理、実家整理の相談にも応じています。
掛け軸を自宅から手軽に送りたい方や、蔵や実家に眠る古美術品をまとめて見てほしい方におすすめです。
| 店舗名 | 古美術永澤 |
| 所在地 | 東京都新宿区下落合3-21-1 NKフジビル9F(株式会社古美術永澤) |
| URL | https://www.eizawa.com/kaitori/ |
骨董品を売る前にやるべき準備

査定をスムーズに進め、品物の価値をきちんと評価してもらうために、売る前に次の5つの準備をしておきましょう。
1. 共箱や鑑定書などの付属品を探す
骨董品には、作家が署名や捺印をした「共箱(ともばこ)」、品物を包む「共布(ともぬの)」、台座、作家の略歴などを記した「栞(しおり)」、鑑定書や証明書といった付属品が付いていることがあります。作家以外の第三者(作家の遺族や鑑定人、家元など)が作者や時代を鑑定して箱書きをした「極箱(きわめばこ)」も、作者や来歴を示す手がかりです。押し入れや蔵では箱と中身が別々にしまわれていることも多いため、見つけた付属品は品物と一緒にまとめておきましょう。
2. 作家名や時代の手がかりを書き出す
作品の底や側面にある銘や落款(作者の署名や印)、箱書きの内容は、作家や時代を特定する大切な手がかりです。いつ、どこで、どのように手に入れたのか、購入した店の保証書や展覧会の図録、カタログなどがあれば、あわせて用意しておくと査定の参考になります。展覧会への出品歴や図録への掲載歴など来歴が分かると、評価が高くなる場合もあります。
3. 状態を確かめ、掃除や修理はしない
割れや欠け、ひび、シミ、虫食い、さびなどの傷みは、気づいた範囲で確認しておきます。ただし、汚れを落とそうと水拭きしたり、欠けた部分を接着剤で直したりすると、状態を悪化させて評価が下がるおそれがあります。古い陶磁器や絵画は磨かず、鉄瓶の内部のさびや銀瓶の黒ずみも、そのままの状態で見せるよう案内している店があります。
4. 写真を撮って事前査定に備える
LINEやメールで写真を送る事前査定を使う場合は、品物の全体、作者のサインや印の部分のアップ、箱書きがあれば箱の写真を撮っておきましょう。品数が多くて一つずつ撮るのが難しいときは、しまったままの棚や押し入れの様子をまとめて撮って送ってよいとする店もあります。掛け軸は、広げて撮影しなくても受け付ける宅配買取もあるため、扱いに迷ったら無理に開かずに店へ相談しましょう。
5. 本人確認書類と持ち主の確認をしておく
古物営業法では、買取店が品物を買い受けるときに、相手の住所・氏名・職業・年齢を確認する措置をとるよう定めています。そのため、買取には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。18歳未満からは買い取らない店が多く、親族の品を代わりに売る場合は委任状や持ち主の同席を求められることもあります。
骨董品を高く売るための7つのコツ

同じ骨董品でも、売り方やタイミングしだいで評価は変わります。ここでは、骨董品を少しでも高く売るための7つのコツを紹介します。
1. 片付けや処分を始める前に査定を受ける
蔵や実家を整理するときは、自分で処分したり片付け業者に任せたりする前に、骨董品の買取店に相談しましょう。古びた木箱に入った品や見た目が地味な品でも、思わぬ価値があることがあります。片付けてしまうと価値のある品を捨てるおそれがあるため、散らかったままの状態で連絡してほしいとする店もあります。
2. 共箱と中身をそろえ、揃い物は欠けなく出す
共箱は作者や真贋を示す手がかりになり、箱と中身がそろっていると評価されやすくなります。複数の箱が出てきたら、どの箱にどの品が入っていたかを崩さないように注意しましょう。揃いの器や茶道具のセットなども、まとめて保管されていた状態のほうが評価されやすいとする店があります。
3. ジャンルに合った専門店に見てもらう
骨董品は、作家の知名度や時代の判断に専門知識が必要なため、得意分野を持つ店に見てもらうほうが本来の価値を評価されやすくなります。掛け軸や日本画が多い場合は絵画買取のおすすめ業者の記事、陶磁器が中心なら陶器買取のおすすめ業者の記事も参考にしてください。古銭が一緒に見つかった場合は、古銭の買取店を紹介した記事を参考に、専門店へ分けて出す方法もあります。
4. 写真査定で複数店の見積もりを比べる
骨董品の評価は、店の得意分野や販路によって差が出やすくなります。LINEやメールの写真査定、ビデオ通話での査定を使えば、自宅に呼ぶ前に複数の店の目安額を比べられます。2〜3店に見積もりを依頼し、金額だけでなく、評価の理由をていねいに説明してくれるかどうかも比べるとよいでしょう。
5. 点数が多いときは出張でまとめて査定してもらう
蔵や実家から大量の品が出てきたときは、出張買取でまとめて見てもらうと効率的です。査定士が現地で品物を確認するため、竹細工や重箱、こけし、火鉢といった民芸品・古道具に値段がつくこともあります。売れない品の処分まで頼みたい場合は、仕分けや処分に対応している店を選び、処分の費用がかかるかどうかを事前に確認しておきましょう。
6. 湿気と直射日光を避けて保管し、早めに売る
骨董品にとって、湿気と直射日光は大敵です。湿気は掛け軸や絵画のカビ、陶磁器のひび割れの原因になることがあり、直射日光は日焼けや変色につながります。売るまでの間は共箱などに入れて湿気の少ない場所に置き、手放すと決めたら劣化が進む前に査定に出しましょう。
7. 象牙や刀剣など規制のある品は扱える店に出す
象牙の置物や刀剣などは、法律で取引のルールが決まっている品です。象牙は種の保存法で国内での取引が原則禁止されており、牙の形をとどめた「全形牙」は登録を受けたものに限って売買でき、象牙の製品を事業として扱うには事業者登録が必要です。日本刀などの刀剣類は、都道府県の教育委員会で登録を受けたものでなければ原則として所持も売買もできないため、登録証のない刀剣類は買い取ってもらえません。こうした品は、事業者登録の番号を公開している店や刀剣を扱う店に相談し、くわしくは環境省や都道府県教育委員会の案内で確認してください。
骨董品買取でよくある質問

骨董品の買取について、初めての方が迷いやすい質問をまとめました。
価値があるか分からない古い品でも査定してもらえますか?
査定してもらえます。多くの骨董品買取店は、作者や年代が分からない品や、骨董品と呼べるか分からない品でも査定を受け付けています。値段を知りたいだけの相談も歓迎するとしている店があるので、まずは写真査定などで気軽に問い合わせてみましょう。
鑑定と査定は何が違いますか?
鑑定は作品が本物かどうかを判断することで、有名な作家の作品では、作家ごとに決まった鑑定機関が鑑定書を発行している場合があります。一方、査定は骨董品の専門知識を持つ店が、その品の市場での価値を見積もることです。鑑定書が必要な作品は、買取店が鑑定機関への手続きを代行してくれる場合もあります。
割れや欠けがあったり、箱がなかったりしても売れますか?
売れる場合があります。骨董品本体だけでも買取の対象とする店や、共箱が壊れている品、金継ぎをした品でも査定するとしている店があります。ただし、破損やシミ、日焼けなどで著しく傷んでいる品は、買い取れない場合もあります。
出張買取で契約したあとでもキャンセルできますか?
出張買取であれば、原則として、法定の書面を受け取った日から数えて8日以内は、書面または電磁的記録でクーリング・オフができます。ただし、家具や書籍などの対象外の品や、売ると決めて自分から自宅での契約を求めた場合は除かれます。
クーリング・オフは業者が自宅などを訪れる訪問購入のための制度なので、店頭買取や宅配買取では、成約後のキャンセルの扱いは店の規約によります。宅配買取では、振込が済んだあとのキャンセルや返品には応じないとする店もあるため、品物を送る前に規約を確認しておきましょう。
相続した骨董品の価値だけを知りたいときはどうすればよいですか?
評価書を作成するサービスを用意している買取店に相談する方法があります。遺産分割や相続の手続きで美術品の時価評価が必要な場合に、査定したうえで評価書を作成する店があります。評価書の作成は有料の場合がありますが、評価書が不要で買取を前提とした査定であれば無料としている店もあります。
まとめ|蔵や実家の骨董品は片付ける前に専門店へ相談しよう

本記事では、骨董品買取をする際のポイントを解説しました。買取店を選ぶときは、ジャンルへの強さ、査定士の専門性、買取方法と対応エリア、手数料の無料範囲、出張買取のルールの説明の5点を確認しましょう。全国どこからでも出張や宅配で頼みたいならバイセルや高く売れるドットコム、近くの店舗に持ち込みたいならおたからや、骨董・古美術の専門家にじっくり見てほしいなら古美術 八光堂や古美術永澤など、目的に合わせて選ぶことが大切です。
高く売るためには、共箱や鑑定書などの付属品をそろえ、掃除や修理をせずにありのままの状態で見せることがポイントです。片付けを始める前に査定を受け、写真査定で複数店を比べながら、点数が多いときは出張買取でまとめて見てもらいましょう。
長い年月を経て受け継がれてきた骨董品は、次の持ち主に大切にされることで、その価値をつないでいけます。この記事を参考に信頼できる買取店を見つけて、納得のいく形で手放してください。


