「ポケカの絵違いって何?」「イラストが違えば別々に4枚ずつ入れていいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。パックを開けて同じ名前のカードが何種類も出てくると、扱いに迷いますよね。
結論からいうと、絵違いは名前が同じでイラストが違うカードで、デッキでは同じカードとして合計4枚までと数えます。ただし、大会で使えるかどうかや価格は版ごとに異なり、同じカードで約5倍の価格差がつく例もあるので、版の確認が欠かせません。
この記事では、絵違いの意味と数え方から、大会で使える版の確認方法、価格差の実例、見分け方までわかりやすく解説します。手持ちの絵違いカードの扱いに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
同じ名前のカードでも、絵違いは版によって価値が大きく変わります。トレカ買取ナビでは、ポケカ専門の鑑定士が絵違いの一枚一枚をていねいに査定します。
手元の同名カードのうち、どの版がいくらになるか気になる方は、LINEに写真を送るだけで確かめられます。査定は無料なので、気軽に試してみてください。

ポケカの絵違いとは?名前が同じでイラストが違うカードのこと

ポケモンカード(ポケカ)の「絵違い」とは、カード名が同じでイラストだけが異なるカードのことです。先に結論をまとめると、押さえておきたいポイントは下記の3つになります。
- 公式も、イラストが違っても名前が同じなら同名カードとして扱うと明示している
- デッキでは同じカードとして扱い、イラストの種類を問わず合計4枚まで
- 大会で使えるかどうかと価格は、版(収録商品やレアリティ)ごとに異なる
対戦で使うときも売買するときも、まずはこの基本を押さえておくことが大切です。ここでは、絵違いの定義と生まれる理由、似た用語との違いを解説します。
絵違いはカード名が同じでイラストだけが異なるカード
絵違いは、プレイヤーやコレクターの間で広く使われている呼び方です。「イラスト違い」「絵柄違い」とも呼ばれます。
公式は2020年11月27日の告知で、当時の2つのカードを例に挙げました。「博士の研究」のマグノリア博士版とアララギ博士版、「ボスの指令」のサカキ版とフラダリ版です。描かれている人物は違いますが、カード名が同じなので同名カードとして扱うと明示しています。つまり、イラストが違っても「別のカード」にはなりません。
一方で、効果がまったく同じ絵違いが多いものの、ワザやテキストが異なる同名カードも存在します。こうしたカードの扱いは、次の章で詳しく説明します。手元のカードを比べるときは、まずカード名が一字一句同じかを確かめるとよいでしょう。
絵違いが生まれる主なパターンを知る
絵違いは、主に高レアリティ版・記念商品やプロモ・トレーナーズの3つの形で生まれます。同じカードを別のイラストで描き直し、価値の違う版として収録するためです。
レアリティとは、カードの希少度を示す区分のことです。ただし、高レアリティ版がすべて絵違いとは限りません。同じイラストで加工だけが違う版もあるため、下表のように「別の絵か、同じ絵か」で分けて考えると判断しやすくなります。
| レアリティ・版 | イラスト | 主な見た目 |
| AR(アートレア) | 別の絵 | カード全体に1枚絵 |
| SAR(スペシャルアートレア) | 別の絵 | 全体の1枚絵にレリーフ加工 |
| SR(スーパーレア) | キャラを大きく描いた絵(通常版との違いは商品ごとに確認) | 銀色のホイル加工の枠 |
| UR(ウルトラレア) | SRと同じ絵 | カード全体が金色 |
| MUR(メガウルトラレア) | 専用の絵 | 金色にホイルとレリーフ加工 |
| ミラー・マスターボールミラー | 通常版と同じ絵 | 光沢加工やボール柄の背景 |
※各レアリティの見た目は、買取業者アミューズのレア度解説(2026年9月4日更新)をもとに整理しています。
ARとSARは、2022年12月2日発売の「VSTARユニバース」で登場しました。また、「30th CELEBRATION」(2026年9月16日発売)には、30人が描いたピカチュウのキラカード30種があります。2025年8月1日発売の「メガブレイブ」「メガシンフォニア」では、グッズがSRで収録されました。トレーナーズにも絵違いが増えているので、同名カードが複数あるときは収録商品を確かめましょう。
AR・SARなどの高レアリティ版も、記念商品のプロモも、トレカ買取ナビの査定対象です。ポケモンカードであれば、レアリティを問わず全てのカードを査定します。
1枚からでも大量でも対応しているので、パックから出た絵違いがたまっている方は、まとめて査定に出してみませんか。

色違い・再録・エラーカードとの違いを表で確認する
絵違いかどうかは、「カード名が同じで、イラストが違うか」で判断するのがおすすめです。似た用語と混同すると、デッキの枚数を数え間違えたり、売買で版を取り違えたりするおそれがあります。
| 用語 | 何が違うか | 同名カードとして数えるか | 注意点 |
| 絵違い | イラスト | ○ | 種類を問わず合計4枚まで |
| レアリティ違い | レアリティや加工 | ○ | 同じ絵の場合もある |
| ミラー | 光沢のある加工 | ○ | 絵は通常版と同じで専用のレアリティ記号はない |
| 色違い | ポケモンの体の色 | ○ | ― |
| 再録 | 収録された商品 | ○ | 大会で使えるかはマークで確認 |
| テキスト違い | ワザや効果の文章 | ○ | 最新の記述で使う |
| 名前違い(アララギ博士など) | カード名そのもの | × | 互いの代わりにならない |
| 30周年仕様の復刻 | 特別仕様のデザイン | ○ | 現行スタンダードでは使えない |
| エラーカード | 製造時の印刷ミス | ○ | ― |
ミラーは、通常のC(コモン)やU(アンコモン)のカードに光沢のある加工をした版です。注意したいのは、名前が少しでも違えば別のカードになる点です。例えば、名前が違う古い「アララギ博士」は、「博士の研究(アララギ博士)」の代わりになりません。印刷ミスによるエラーカードの見分け方は、ポケカのエラーカード完全ガイドで詳しく紹介しています。
絵違いカードはデッキに何枚入る?同名カードの数え方

絵違いカードは、イラストの種類に関係なく、同じ名前のカードとして合計4枚までデッキに入れられます。公式の遊び方では、デッキは60枚で作り、同じ名前のカードは4枚までと決められているためです。
絵違いを別々のカードと考えて数えると、知らないうちに枚数オーバーになりかねません。公式大会ではデッキの違反につながるおそれもあるので、正しい数え方を身につけておきましょう。ここでは、絵違いを合算する考え方と例外のルール、テキストが違う同名カードの扱いを解説します。
絵違いは種類を問わず合計4枚までと数える
絵違いは、何種類あっても合計4枚までです。前の章で紹介した公式告知のとおり、イラストが違っても名前が同じなら同名カードとして扱うためです。
告知では、2020年当時の「博士の研究」を例に数え方が示されました。マグノリア博士版2枚とアララギ博士版2枚の計4枚なら問題ありません。一方で、それぞれ4枚ずつの計8枚は入れられないとされています。
この考え方は、レアリティ違いやプロモの絵違いにもそのまま当てはまります。複数の版を混ぜたときの数え方を、下表で確かめてみましょう。
| デッキに入れるカード | 合計 | 枚数の判定 |
| ピカチュウex:SAR版1枚+通常版(RR)2枚+FUTURISTIC BOX版1枚 | 4枚 | 入れられる |
| ピカチュウ:30周年のキラカードから絵柄の違う5枚 | 5枚 | 入れられない |
| ピカチュウ4枚+ピカチュウex4枚 | 各4枚 | 名前が違うので入れられる |
迷ったときはイラストやレアリティを見ずに、カード名だけを並べて数えるとよいでしょう。
exやVが付くポケモンは別の名前として数える
ポケモンの名前にexが付く場合は、付かないポケモンとは別の名前として数えます。公式の遊び方の基本ルールで、「ルカリオ」と「ルカリオex」は別の名前のカードとして扱うと明記されているためです。
公式のQ&Aでも、「ピカチュウ」と「ピカチュウV」は同じ名前ではないため、それぞれ4枚ずつ入れられるとされています。V・VMAX・VSTARなどが付くポケモンも、同様に扱われます。
逆に、「ピカチュウ」同士であれば、ワザやイラストが違っても同じ名前のカードとして合計4枚までになります。ワザが違うと別のカードに見えるかもしれませんが、数え方はあくまでカード名が基準です。数えるときは、名前の末尾にexやVなどが付いているかを最初に確認しましょう。
基本エネルギー・ACE SPEC・かがやくポケモンの例外を確認する
同名4枚のルールには例外があり、絵違いを持っていても例外の枚数制限は変わりません。カードの種類ごとに、決められた上限が優先されるためです。
主な例外を下記にまとめました。
- 基本エネルギー:同名4枚の制限に関係なく何枚でも入れられる
- 特殊エネルギー:通常のカードと同じく4枚まで
- ACE SPEC:デッキに1枚まで
- かがやくポケモン:デッキに1枚まで
例えばACE SPECのカードに絵違いがあっても、デッキに入れられるのは1枚だけです。かがやくポケモンも同じで、イラストが違う版を組み合わせても合計1枚までになります。例外のカードを組み込むときは、デッキ全体の枚数とあわせて見直しておきましょう。
テキストが違う同名カードは最新の記述で使う
テキストが違う同名カードは、最新のカードの記述に従って使います。公式のスタンダードレギュレーションでは、カードの内容は最新のカードの記述を適用すると定められています。
絵違いの中には、イラストだけでなく効果の文章が少し違うものも含まれる点に気をつけましょう。古い版のテキストのつもりでプレイすると、処理を誤ったり、相手とトラブルになったりする可能性があります。
対策として、手持ちの古い版を使う前に、公式のカード検索で最新の記述を確かめておきましょう。トレーナーズの種類や効果の読み方については、ポケカのトレーナーズカードの解説も参考になります。
古いイラストの絵違いは大会で使える?レギュレーションの確認ポイント

同じ名前のカードでも、どの版でも公式大会で使えるわけではありません。絵違いの扱いで最も間違えやすいのが、この「使える版」の判断です。
公式大会の主なルールであるスタンダードレギュレーションでは、2026年1月23日からH・I・Jマークのカードが使えます。レギュレーションとは、大会で使えるカードの範囲を決めたルールのことです。ここでは、ポケモン・トレーナーズ・30周年のカードに分けた判断基準を解説します。あわせて、デッキシールドのマナーと手持ちの1枚を判断する手順も紹介します。
ポケモンは使用可能なマークのカードだけを使う
ポケモンの絵違いは、使用可能なレギュレーションマークが付いたカードだけを使うのが基本です。ポケモンは効果が同じでも、マークで使えるかどうかが決まるためです。
レギュレーションマークは、カードの左下に印刷されたアルファベットを指します。すぐ隣にあるエキスパンションマーク(収録商品を示す記号)は、レギュレーションを示すものではありません。2026年10月時点では、Gマークのカードが使えない点に気をつけましょう。
公式は、2025年6月6日発売の「ブラックボルト」のシビビールを例に注意を呼びかけました。「レッドコレクション」のシビビールと効果は同じですが、スタンダードで使えるのはブラックボルト収録のものだけです。手持ちの絵違いは、1枚ずつ左下のマークを確かめておくと迷いません。仕組みの詳細は、ポケカのレギュレーション落ちの解説が参考になります。
トレーナーズは公式一覧にある過去の版も使える
トレーナーズの絵違いは、公式が一覧で示しているものなら過去シリーズの版も使えます。スタンダードでは、指定されたトレーナーズや特殊エネルギーに限り、古い版の使用が認められているためです。
ただし、すべての古い版が使えるわけではありません。名前が違うカードは、比較表で紹介したとおり代わりになりません。また公式のカード検索によると、ACE SPECのカードは過去の同名トレーナーズで代用できず、別のカードとして扱われます。
対象かどうかは、公式レギュレーションページの一覧と、カードのエキスパンションマークを照らし合わせて確認します。古いイラストのトレーナーズを使いたい場合は、大会の前に最新の一覧を確かめておくのがおすすめです。
30周年のピカチュウ30種と特別仕様の復刻カードを分けて考える
「30th CELEBRATION」の絵違いは、ピカチュウ30種と特別仕様の復刻カードで扱いが違います。どちらも同じ商品に入っていますが、公式の扱いが分かれているためです。
ピカチュウ30種は、30人のイラストレーターが描いたキラカードです。公式のカード検索では、30種すべてがスタンダードで使えるカードとして表示されます(2026年10月17日確認)。ワザはカードごとに異なり、「でんきショック」や「ボルテッカー」などがあります。ただしカード名はすべて「ピカチュウ」なので、何種類を組み合わせても合計4枚までです。
一方で、特別仕様で再登場した歴史的なカード30枚は、現行のスタンダードでは使えません。公式は、元のカードが使えるレギュレーションであれば使えると案内しています。記念商品の絵違いは、対戦用かコレクション用かを分けて考えるとよいでしょう。
絵違いを混ぜるときはデッキシールドを統一する
デッキシールドを使う場合は、1つのデッキですべて同じものを付けましょう。デッキシールドとは、カードを保護するスリーブのことです。公式の遊び方Q&Aでは、付けるのは必須ではなく大会では推奨とした上で、付ける場合は同じものを使うよう求めています。
これは絵違いの有無に関係なく守るルールです。そのうえで、絵違いを混ぜると、相手がトラッシュのカードを確認するときに分かりにくくなる場合があります。可能であれば同じイラストでそろえると、相手にも親切です。
高額な絵違いを対戦で傷めたくない場合は、同じ名前の手頃な版で対戦するのも一つの方法です。価値の高い版は、ローダー(カードを挟む硬いケース)などで保管するとよいでしょう。
対戦は手頃な版で済ませ、高額な絵違いはしまったままという方もいるでしょう。トレカ買取ナビなら、使っていない版の価値を、鑑定士が1枚ごとに査定してお伝えします。
PSAグレード品や旧裏面カードなど、保管しているコレクションにも幅広く対応しています。大切な一枚の評価を、無料で聞いてみてください。

手持ちの絵違いが大会で使えるかを3ステップで判断する
手持ちの絵違いが大会で使えるかは、名前・マーク・公式一覧の3つを順に見れば判断できます。ここまでのルールを、確認する順番に並べ直したのが次の3つです。
- カード名を確認し、同じ名前のカードの合計が上限(通常は4枚、ACE SPEC・かがやくポケモンは1枚、基本エネルギーは制限なし)以内かを数える
- ポケモンなら、左下のレギュレーションマークがH・I・Jか(2026年10月時点)を見る
- トレーナーズや特殊エネルギーで古いマークなら、公式レギュレーションページの一覧にあるかを確かめる
例えば30周年のピカチュウは、手順1で合計4枚以内に収め、手順2で使えるかを確かめます。特別仕様の復刻カードのように商品ごとの案内があるカードは、公式の商品ページもあわせて確認しましょう。大会の前日ではなく、デッキを組む段階でこの3ステップを済ませておくのがおすすめです。
絵違いで価格が大きく変わる理由と価格差の実例

絵違いは対戦での性能が同じでも、版によって価格が何倍も違うことがあります。対戦ではカード名と効果が重要ですが、コレクションとしての価値はイラストや希少性で決まるためです。
この章で紹介する価格は、特定のサイトが調べた時点つきの目安です。価格は日々変動し、1つのサイトの数値が相場全体を表すわけではありません。実際に売買するときは、複数のサイトで直近の価格を確かめましょう。ここでは、絵違いの価格が決まる要因と、具体的な価格差の例を解説します。
希少性・イラスト人気・状態で価格が決まる
絵違いの価格は、主に希少性・イラストの人気・カードの状態の3つで決まると考えられます。同じ名前のカードでも、手に入りにくく欲しい人が多い版ほど高くなりやすいためです。
希少性の目安になるのがレアリティです。一般に、封入率(パックに入っている割合)が低いレアリティほど高値になりやすい傾向があります。また、イラストレーターやデザインの人気、描かれたキャラクターの人気も価格を左右します。
状態も重要な要素です。表面の傷、角や縁の白欠け(印刷がはがれて白く見える部分)、印刷の位置のずれ(センタリング)などは評価に影響します。鑑定会社PSAの最高評価であるPSA10のカードは、未鑑定より高値で取引されやすいでしょう。さらに、再録や大会での使用状況、SNSでの話題によって相場は動きます。価格を見るときは、これらの要因をあわせて確認しましょう。
同じピカチュウexでも版によって約5倍の差がある
同じピカチュウexでも、版によって価格に約5倍の差がある例が見られます。収録されている商品や入手方法の違いが、希少性に影響していると考えられます。
SAR版とFUTURISTIC BOX版には、それぞれ絵柄の違う2種類がある点も押さえておきたいところです。価格サイトでは「昼」「夜」と呼び分けられており、4つの版を並べると下表のとおりです。
| ピカチュウexの版(2026年10月16日時点) | 販売価格の目安 | 買取価格の目安 |
| SAR 126/103(昼) | 約7,130円 | 約4,900円 |
| SAR 127/103(夜) | 約8,480円 | 約6,500円 |
| FUTURISTIC BOX版 131/M-P(昼) | 約33,410円 | 約25,650円 |
| FUTURISTIC BOX版 132/M-P(夜) | 約26,530円 | 約21,210円 |
※出典:トレカの地図の独自調査(2026年10月16日時点)。価格は変動します。
同じSARでも、夜の版は昼の版より販売価格が約1.2倍高くなっています。最も安い版と最も高い版では、販売価格で約4.7倍、買取価格で約5.2倍の差がつきます。
FUTURISTIC BOX版は、「30th CELEBRATION FUTURISTIC BOX」に付属するプロモカードです。この商品の希望小売価格は27,500円(税込)です。パックから出るSAR版とは入手方法が違い、この差が価格に表れていると考えられます。
同じ名前でも4通りの価格がつくため、相場を調べるときは番号まで一致しているかを確かめましょう。
番号が違えば価格も変わるので、自分の版がどれに当たるかは見逃せません。トレカ買取ナビは、大手販売店との提携や海外への独自ルートにより、カードの価値を価格に反映しやすくしています。
LINE査定には鑑定士が即日対応し、営業時間外に送った場合も翌日には連絡が届きます。昼と夜のように絵柄の違う版も、並べて撮って見せてください。

高額な絵違いは発売直後から値下がりする場合もある
人気の高い絵違いでも、発売直後の高値が続くとは限りません。需要と供給のバランスによって、価格が大きく動くことがあるためです。
例として、2023年4月14日発売の「クレイバースト」のナンジャモSAR(096/071)を見てみましょう。ある販売サイトの記録では、発売初動の販売価格が298,200円でした(1サイトの記録による目安)。一方、2026年10月20日時点のカードラッシュの買取価格は23,000円です。
初動の数値は1サイトの販売価格の記録で、買取価格とは単純に比べられません。それでも、人気の高いSARの絵違いでも発売直後の高値から大きく下がる場合がある例といえます。
発売直後に高値で買う前に、発売からの値動きも見ておくとよいでしょう。価格が高い傾向のカードは、高額カードランキングでも確認できます。
封入率は公式非公表のため推定として受け止める
絵違いの封入率は公式に公表されていないため、目にする数値は推定として受け止めましょう。業者や個人が独自に集計した数値で、条件によって結果が変わるためです。
ある買取業者の解説記事(2026年9月4日更新)では、SARは6BOXに1枚程度とされています。MUR(メガウルトラレア)は50BOXに1枚程度という記述です。ただし、どの商品や弾を前提にした数値か、1BOXのパック数は書かれていません。パックの種類や弾によって異なる、公式発表ではない一例の推定と考えましょう。
推定の封入率を頼りにBOXを買い込むと、狙った絵違いが出ずに出費がかさむおそれがあります。欲しい絵違いが決まっているなら、1枚ずつ購入するシングル買いの方が予算を立てやすい場合もあるでしょう。
絵違いカードの見分け方と売買時の注意点

絵違いの版は、カードに印刷された番号やマークを見れば、ほとんどの場合は特定できます。ただし、同じ番号でも細かな仕様が違うプロモなどの例外もあります。版によって価格も大きく異なるため、確認の手順を知っておくことが大切です。
版を正しく特定できれば、相場を調べるときや売買するときの取り違えを防げます。ここでは、券面から版を見分ける手順と、売買や査定で気をつけたい点を解説します。
カード番号・レアリティ記号・マークで版を特定する
絵違いの版は、カードの下部に印刷された情報を順番に確認すると特定できます。カード名だけでは版を区別できないためです。確認の手順は下記のとおりです。
- カード名を確認する(exやVの有無を含めて一字一句見る)
- コレクションナンバー(カード番号)を確認する
- レアリティ記号(AR・SAR・SRなど)を確認する
- エキスパンションマークで収録商品を確認する
- レギュレーションマークで大会で使えるかを確認する
コレクションナンバーは「126/103」のような形で書かれています。分子が分母(収録数)を超えるカードは、SRやSARなどの高レアリティとして追加収録されたものです。表面の加工の違いは補助的な目安にとどめ、番号をもとに公式のカード検索や相場サイトで照合するのが確実です。英語版などの海外版も日本語版とは別の版なので、相場を調べるときは混同しないよう気をつけましょう。
同じ番号でも仕様が違うプロモに注意する
プロモカードは、同じ番号でも仕様が違う場合があるため、番号だけで版を判断しないことが大切です。プロモとは、商品の購入特典やキャンペーンなどで配られる、パック以外で手に入るカードのことです。
例えば、064/XY-Pのピカチュウには、同じ番号・同じイラストで入手経路の違う4種があります。個人のコレクターによる2021年の記事では、ロゴなどが異なると紹介されています。見た目がほとんど同じなので、違いを見落としやすい点です。
プロモを確認するときは、番号に加えて、カードに印刷されたロゴや配布元の表記も見比べましょう。判断に迷うカードは、表と裏の写真を撮って比較用の画像と見比べると違いに気づきやすくなります。
売買や査定では型番とレアリティを正確に伝える
絵違いを売買するときは、カード名だけでなく型番とレアリティを正確に伝えるのがおすすめです。情報が足りないと、買い手や査定する側が版を取り違え、誤解やトラブルにつながるためです。
フリマアプリやオークションに出品する場合は、カード名・コレクションナンバー・レアリティ・状態を明記しましょう。タイトルは「ピカチュウex SAR 126/103(昼)30th CELEBRATION」のように書くと、版が一目で伝わります。昼と夜のように同名で絵柄が違う版は、番号に加えて絵柄の呼び名も添えると取り違えを防げます。写真で特に伝えたいのは、下記の箇所です。
- カードの表と裏の全体
- 左下の番号とマークの拡大
- 角や縁の白欠けが分かる部分
買取店に売る場合、サイトに載っている価格は参考価格で、実際の買取価格は現物の査定で決まるのが一般的です。発送して届くまでの間に相場が動くこともあります。売る前にカード価格・相場一覧などで、型番ごとの直近の価格を時点つきで確認しておくと判断しやすいでしょう。
型番とレアリティが分かる写真を用意できたら、トレカ買取ナビのLINE査定に送ってみましょう。届いた写真をもとに、鑑定士が査定額をお伝えします。
正式な金額はカードが届いてからの現物査定で決まり、納得できなければ売らないことも選べます。売るか決める前に、まずは今の金額を知っておきましょう。

ポケカの絵違いに関するよくある質問

絵違いについては、カードの強さやエネルギーの扱い、アプリとの違いなど、細かな疑問を持つ方も多いようです。ここでは、本文で触れきれなかった質問を4つ選んで、結論から簡潔に答えます。
絵違いでカードの強さは変わりますか?
テキストが同じなら、イラストが違ってもカードの強さは変わりません。対戦での効果を決めるのはカードに書かれたワザや効果で、イラストは性能に関係しないためです。ただし、30周年のピカチュウのように同じ名前でもワザが違うカードもあります。その場合は性能も変わるため、入れる版を選ぶときはワザも見比べましょう。
基本エネルギーの絵違いは混ぜて入れてもよいですか?
問題ありません。前述のとおり、基本エネルギーは何枚でもデッキに入れられます。公式レギュレーションページの「過去のシリーズで使用できるカード」の一覧にも、基本エネルギーが載っています。絵柄をそろえる必要はないので、好みのデザインを組み合わせるとよいでしょう。
ポケポケ(アプリ)と紙のポケカは同じルールですか?
アプリの「ポケポケ」と紙のポケモンカードでは、デッキのルールが異なります。ポケポケは1デッキ20枚で同名カードは2枚まで、紙のポケモンカードは60枚で同名カードは4枚までです。攻略情報を調べるときは、どちらのルールについての説明かを確かめましょう。
殿堂レギュレーションでは絵違いも殿堂ポイントの対象ですか?
対象になります。殿堂レギュレーションは、強力なカードに殿堂ポイントが設定された遊び方です。このレギュレーションでは、イラストやデザインの仕様が違っても同じ名前のカードは殿堂ポイントの対象です。ポケモンの場合は、ワザなどの内容が同じものが対象になります。このレギュレーションで遊ぶときは、公式ページで最新のポイントを確認しておきましょう。
まとめ

ポケモンカードの絵違いは、カード名が同じでイラストが異なるカードのことです。デッキでは同じカードとして扱い、何種類あっても合計4枚までです。ただし、exやVが付くポケモンは別の名前として数えます。ACE SPECやかがやくポケモンは、絵違いでも1枚までです。
- 大会で使えるかは版で決まり、ポケモンは使用可能なマークのカードに限られる
- トレーナーズは公式一覧にあれば過去の版も使える
- 価格は同じ名前でも版によって数倍違うため、時点つきで確認する
- 番号・レアリティ記号・マークで版を特定し、売買では型番を明記する
本記事で紹介したポイントを参考に、手持ちの絵違いカードの名前と番号を確かめて、デッキ作りや売買に役立ててみてください。
版の見分け方が分かったら、次は手元の絵違いの価値を確かめてみましょう。トレカ買取ナビでは、ポケカ専門の鑑定士が、複数枚でも1枚ごとの査定金額をお知らせします。
郵送買取は全国対応で、関東圏で高額になる場合は訪問買取にも対応しています。代金は、カードの到着を確認してから4営業日以内に振り込まれます。
査定も相談も完全無料です。4枚を超えてデッキに入らない絵違いがあれば、その写真から査定を始めてみてください。



