「買取に出したら『状態B』と言われたけれど、どういう意味?」「少しの傷でも評価は変わるの?」と気になったことはありませんか。ポケカの買取や販売では、カードの傷み具合を表す「状態ランク」がよく使われます。
状態ランクとは、店がカードの状態を「状態A」「状態B」のように段階で示す目安のことです。ただし、どの店も自分たちの基準で決めているため、同じ表記でも店によって含まれる傷の範囲が違います。
この記事では、よく使われる状態ランクの表記と意味、店ごとに基準が違う理由、買取の査定で見られるポイントを解説します。自分で状態を確かめる方法や、減額を防ぐ扱い方、PSA鑑定のグレードとの違いもあわせて紹介します。
具体的な減額の金額や割合は、店やカードによって大きく違うため扱いません。手持ちのカードの状態を正しくつかみ、納得して売るための参考にしてください。
手元のカードが査定でどう評価されるのか知りたいときは、トレカ買取ナビに見てもらう方法があります。査定を受け持つのはポケカ専門の鑑定士で、1枚ずつていねいに金額を出します。
スマートフォンで撮った写真をLINEで送るだけで、無料の査定を受けられます。ランクの判断に迷うカードがあれば、その1枚から試してみてください。

ポケカの状態ランクとは?店が使う表記の基本

ポケカの状態ランクとは、カードについた傷や汚れの程度を、店が「状態A」「状態B」のような段階で表したものです。販売するカードの状態を伝えるときや、買取の査定でカードの状態を判断するときに使われています。ここでは、状態ランクの基本と、よく見かける表記の意味、補足の記号について解説します。
状態ランクは店ごとに決めたカードの状態の目安
状態ランクは、それぞれの店が自分たちの基準で決めている目安です。カードの状態の説明をサイトで公開している店はいくつもあり、その多くが「当店の基準での状態」であることを断っています。
段階の分け方も店によって違います。例えば、ある店は状態AからDまでの段階に「プア」を加えた表記を使い、別の店は状態Aより上に「状態S」を設けています。どちらも、AからDまではアルファベットが前のものほど状態がよい並びで、状態Sは状態Aより上のランクとして使われています。
買取の場面でも、店は自分たちの基準でカードの状態を判断します。傷や汚れ、へこみなどがあれば減額の対象になると案内している店もあるため、状態ランクの考え方を知っておくと査定の結果を理解しやすくなります。
よく使われる表記と状態の目安を一覧で見る
店によって細かな違いはありますが、よく見かける表記と状態の目安をまとめると、下の表のようになります。いくつかの店が公開している説明をもとに整理した、おおよその目安です。
| 表記の例 | 状態の目安 | 補足 |
| 状態S など | 状態Aよりさらに状態がよいもの | Aより上のランクを設けていない店もある |
| 状態A | 目立つダメージはないが、微細な傷や白かけがあることもある | 「中古のプレイ用としての評価」と断る店もある |
| 状態A-・B+ | 全体はきれいだが、小さな傷や白かけなどがある | AとBの中間として使われる |
| 状態B | 縁や表面に傷、擦れ、汚れ、小さなへこみがある | 対戦で使うには問題ないとする店がある |
| 状態C | 目立つ傷やへこみ、反り、軽い折れなどがある | 色付きのスリーブに入れれば対戦に使えるとする店がある |
| 状態D・プア | 大きな折れや破れ、水濡れ、落書きなどがある | 公式大会で使えない場合があるとする店もある |
表の中の「白かけ」とは、カードの角やフチの印刷がはがれて、下の白い紙が見えている傷のことです。表の内容はあくまで目安なので、実際に売ったり買ったりするときは、その店が公開している説明を確かめましょう。
「+」「-」や「プレイ用」などの補足表記の意味
状態ランクには、アルファベットのほかに記号や言葉が添えられることがあります。主な補足表記は次のとおりです。
- 「+」「-」:同じランクの中で、少しよい・少し劣ることを表す。ある店は「-」を、そのランクよりわずかに劣るが1つ下のランクほどではない状態、と説明している
- プレイ用:対戦で使う前提の中古カードとしての評価。ある店は、状態Aでもコレクション用の完全な美品を探している人には注意を促している
- 初期傷:パックから出した時点でついていた傷や、製造時の印刷のずれなど。店によって扱いが分かれる
- サインド:サインや落書きが書かれていることを表す。ある店では、落書きのあるカードを「プア」の例に挙げている
補足表記は、アルファベットだけでは伝わらない細かな違いを示すためのものです。商品名や査定の結果に見慣れない言葉があったら、店の説明ページで意味を確かめてみてください。
状態ランクの基準が店によって違う3つの理由

状態ランクは店ごとの基準なので、同じカードでも店によって違うランクがつくことがあります。どこに違いが出やすいのかを知っておくと、査定の結果や商品の表記を正しく読めるようになります。ここでは、店によって基準が違う主な理由を3つ紹介します。
同じ「状態A」でも含まれる傷の範囲が違う
特に分かりやすい違いは、どこまでの傷を「状態A」に含めるかです。例えば、わずかな白かけについて、ある店は状態Aの範囲に含めています。一方で別の店は、微細な傷や白かけがあるカードを、1つ下の「状態A-」として扱っています。
また、状態Aより上に状態Sを設けている店では、状態Aを「美品ではない」と説明しています。小さな傷や擦れ、軽いくすみがあるものも状態Aに含まれるためです。
このように、「状態A=傷が1つもないカード」とは限りません。ランクの文字だけで判断せず、その店が状態Aをどう説明しているかまで確かめることが大切です。
プレイ用かコレクション用かで見方の厳しさが変わる
カードを対戦用として見るか、コレクション用として見るかによっても、状態の見方は変わります。対戦で使うなら多少の傷は気にならなくても、コレクション用では小さな傷が大きな差になることがあるからです。
実際に、買取ではプレイ用のシングルカードとして査定すると案内している店があります。反対に、コレクター向けの商品は性質上きびしく査定し、多少の傷でも買取表より大きく減額する場合があるとしている店もあります。
高額で人気のあるカードほど、コレクション用としての目で見られやすいと考えておきましょう。小さな傷でも結果が変わる可能性があるため、日ごろの扱いがより大切になります。
パックから出た時点の傷(初期傷)の扱いも分かれる
カードには、パックから出した時点ですでに傷や印刷のずれがあることがあります。こうした初期傷をどう扱うかも、店によって分かれるポイントです。
例えば、ある店は、製造が原因と判断した印刷の向きのずれや、裁断によるフチの凹凸・白かけを、原則として状態Aとして扱っています。別の店は、初期傷があるカードを状態A-に含めています。さらに、買取の案内で、開封前からついていた傷や印刷のずれも査定の対象になる場合があるとしている店もあります。
「買ったばかりだから状態Aのはず」と思っていても、店の基準によっては1つ下のランクになることがあります。開封したときに傷を見つけたら、どのような傷かを記録しておくと、あとで状態を説明するときに役立ちます。
同じカードでも店によって見方が違うと知ると、自分のカードの評価が気になってきます。トレカ買取ナビの査定結果は、複数枚を出したときでも1枚単位で示されます。
初期傷のあるカードも含めて、気になる数枚の写真から送ってみましょう。

買取の査定で見られる8つのポイント

買取の査定では、カードのどこにどんな傷があるかを細かく見られます。表面だけでなく、裏面や側面の状態も査定の対象になると案内している店もあります。
主なチェックポイントを、下の表にまとめました。自分で状態を確かめるときの目安にもなります。
| ポイント | どんな状態か | 確かめ方の例 |
| 表面の傷・擦れ | 線のような傷や、こすれて曇った部分がある | 光を斜めに当てて見る |
| 角とフチの白かけ | 角やフチの印刷がはがれ、白い紙が見える | 裏面の四隅を暗い背景の上で見る |
| へこみ・爪の跡 | 表面に小さなくぼみがある | 斜めの光で影ができるか見る |
| 折れ・しわ | 紙に折り目やしわが入っている | 横から見て線や盛り上がりを探す |
| 反り | カードが弓のように曲がっている | 平らな机に置いてすき間を見る |
| 汚れ・水濡れ | 手あか、シミ、水に濡れた跡がある | 明るい光の下で表と裏を見る |
| 日焼け | 光で色があせたり変わったりしている | 同じ種類のほかのカードと色を比べる |
| 印刷のずれ | 絵や枠が中央からずれている | 左右・上下のフチの幅を比べる |
表面の傷・擦れと汚れ
表面の傷や擦れは、キラキラした加工のある部分で特に目立ちます。光を斜めに当てると、細い線のような傷や、こすれて曇った部分が見えやすくなります。
汚れでは、手の脂によるくもりや、飲み物のシミなどに注意が必要です。特に水濡れは大きな減点になりやすく、ある店は、ごくわずかでも水に濡れた跡があるカードを、状態Dと判断する場合があるとしています。カードを触る前に手を洗い、飲み物や食べ物のそばで広げないようにしましょう。
角とフチの白かけ・欠け
角とフチは、カードの中でも傷がつきやすい場所です。スリーブの出し入れやシャッフルで角が当たると、印刷がはがれて白い紙が見える「白かけ」ができることがあります。
ポケカは裏面のフチが濃い青色なので、裏面の四隅に小さな白い点ができると目立ちます。表面と裏面の両方の四隅と、四辺のフチを順番に見ていきましょう。
前の章で紹介したとおり、わずかな白かけを状態Aに含めるかどうかは店によって違います。白かけの数や大きさが増えるほど、ランクが下がりやすくなると考えておきましょう。
へこみ・折れ・反りなど形の傷み
へこみは、表面の小さなくぼみのことです。カードを強くつまんだときにつく爪の跡も、査定で見られる傷の1つです。ある店は、軽い爪の跡を状態B、中くらいの爪の跡を状態Cの例に挙げています。
折れは、形の傷みの中でも特に評価が下がりやすい傷です。カードが大きく折れているものを状態Dとしている店が複数あります。
反りは、湿気や乾燥によってカードが弓のように曲がる状態です。反りの扱いは店によって違うため、くわしくは「よくある質問」で紹介します。
日焼けや印刷のずれなど見落としやすい点
日焼けとは、日光などの光によってカードの色があせたり変わったりすることです。ある店は、紫外線などが原因の変色はランクを下げる場合があるとしています。日焼けがひどいカードを状態Dに含めている店もあります。
印刷のずれは、絵や枠がカードの中央からずれている状態です。初期傷の項目で触れたとおり、製造が原因と判断できるずれは状態Aとして扱う店もあります。一方で、鑑定会社のPSAでは、絵の位置の偏り(センタリング)が最上位のグレードの条件の1つになっています。
なお、同じカードでも、作られた時期や工場の違いで印刷の色が少し違うことがあります。ある店は、こうした製造による色の違いを状態Aとして扱っています。
8つのポイントのどれかに当てはまったカードでも、トレカ買取ナビの査定は受けられます。状態のよいカードより金額が下がる傾向はあるものの、迷っているカードは、試しに査定へ回してみてください。

自分でカードの状態を確かめる方法

査定に出す前に自分で状態を確かめておくと、結果に納得しやすくなり、売り先も選びやすくなります。特別な道具がなくても、身近なもので確かめることができます。ここでは、用意するもの、確かめる手順、結果の生かし方を順に解説します。
用意するものと確かめる場所
状態を確かめるときは、明るく、平らな場所で作業しましょう。次のものがあると、傷を見つけやすくなります。
- 明るいライト:スマートフォンのライトでもよい。斜めから当てると傷やへこみが見えやすい
- 黒っぽい紙や布:上にカードを置くと、角やフチの白かけが浮き出て見える
- ルーペ:小さな白かけや線の傷を確かめるときにあると便利
- 清潔で平らな机:カードを落としたり、何かに当てたりしにくい
- 乾いた手:作業の前に手を洗い、よく乾かしておく
物が散らかった場所や、ひざの上での作業は避けましょう。確かめている最中に傷を増やしてしまっては元も子もありません。
表・裏・角・側面の順に見る手順
確かめる順番を決めておくと、見落としを防げます。次の手順で1枚ずつ見ていきましょう。
- スリーブに入っているカードは、まず入れたまま全体を見る
- 表面を光にかざし、傷や汚れ、擦れがないかを見る
- 裏返して黒っぽい紙の上に置き、四隅とフチの白かけを見る
- ライトを斜めから当て、へこみや線の傷がないかを確かめる
- カードを横から見て、折れや反り、側面の傷がないかを確かめる
- 気になる場所があれば、スマートフォンで写真に撮る
スリーブから出して確かめるときは、角ではなくフチの中央を持つようにします。確かめ終わったら、すぐにスリーブに戻しましょう。
確かめた結果をランクの目安に当てはめる
確かめた結果は、この記事の最初の表と見比べて、おおよそのランクを考えてみましょう。迷ったときは、厳しめに1つ下のランクで考えておくと、実際の査定とのずれが小さくなります。
売りたい店が決まっている場合は、その店が公開している状態の説明と見比べると判断しやすくなります。例えば、わずかな白かけが1か所あるカードでも、店によって状態Aになったり状態A-になったりします。
撮った写真は、どのカードのどこに傷があるかが分かるように残しておきましょう。複数の店で査定を比べるときや、フリマアプリで状態を説明するときにも使えます。
傷の場所を記録した写真があれば、それを送ってトレカ買取ナビにLINE査定を頼めます。受け付けた写真には鑑定士が即日対応し、時間外の依頼にも翌日には連絡を入れます。
金額が正式に決まるのは、カードが届いて現物を確かめてからです。自分の見立てと照らし合わせるためにも、撮った写真を査定の申し込みに役立ててください。

減額を防ぐカードの扱い方と保管のしかた

一度ついた傷は、元に戻すことができません。状態ランクを下げないためには、日ごろの扱い方と保管のしかたで、傷を増やさないことが基本になります。ここでは、開封のとき、遊ぶとき、保管するとき、売る直前の4つの場面に分けて、気をつけたいことを紹介します。
開封したらすぐにスリーブに入れる
パックから出したばかりのカードは、何にも守られていない状態です。手で勢いよく袋を破ると、中のカードの角に力がかかりやすいため、袋の上の端をハサミで少しだけ切って開けると安心です。
カードを取り出すときは、角ではなくフチの中央を持ちます。取り出したカードを重ねたまま机の上で動かすと、表面がこすれる原因になります。
残しておきたいカードは、開封したらすぐにスリーブに入れる流れを習慣にしましょう。スリーブに入れるときは、角がスリーブの口に当たらないよう、少し斜めにしてゆっくり差し込みます。
対戦用とコレクション用を分けて扱う
対戦では、シャッフルやカードの出し入れをくり返すため、どうしても傷がつきやすくなります。売ることを考えている高額なカードは、対戦には使わず、コレクション用として分けておくのがおすすめです。
対戦で使うカードは、デッキシールド(カードを守るためのスリーブ)に入れて遊びましょう。デッキシールドが破れたり汚れたりしたら、早めに交換すると中のカードを守れます。種類や選び方はポケカのデッキシールドの解説記事が参考になります。
湿気と光を避けて保管する
保管場所で特に気をつけたいのは、湿気と光です。湿気や乾燥はカードの反りの原因になり、日光などの光は日焼け(色あせ)の原因になります。
高額なカードは、スリーブに入れたうえでローダー(硬いプラスチックのケース)などに入れ、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。ローダーの選び方はポケカ用ローダーの解説記事で、湿度や光の管理のしかたはレアなポケカの保存方法の記事で詳しく紹介しています。
売る直前の扱いで傷を増やさない
売ると決めたあとも、査定が終わるまでは気を抜けません。状態を何度も確かめようとしてスリーブから出し入れすると、それだけで傷が増えるおそれがあります。
店に持ち込むときや宅配買取で送るときは、カードが曲がったりこすれたりしないよう、ケースや箱でしっかり守りましょう。送るときの梱包の手順はポケカの梱包方法の記事で詳しく紹介しています。
PSA鑑定のグレードと店の状態ランクの違い

カードの状態を表すものには、店の状態ランクのほかに、鑑定会社が付ける「グレード」があります。鑑定とは、専門の会社がカードの状態を評価し、結果を記したラベルとともにケースに封入するサービスのことです。
どちらもカードの状態を表しますが、決める人や目的が違います。ここでは、鑑定会社のPSAを例に、違いを整理します。
| 比べる点 | 店の状態ランク | PSAのグレード |
| 決める人 | それぞれの店 | 第三者の鑑定会社 |
| 表し方 | A・B・Cなどの段階 | 数字のグレード(10が最上位) |
| 主な目的 | 販売や買取の値段の目安 | カードの状態の評価と証明 |
| 基準 | 店ごとに違う | 鑑定会社が公開している基準 |
| カードの扱い | そのまま販売・買取される | 評価を記したラベルとともにケースに封入される |
PSAのグレードは第三者が数字で付ける評価
PSAは、カードの持ち主や売り手とは関係のない第三者として、カードの状態を数字で評価する鑑定会社です。評価したカードは、改ざんを防ぐ専用のケースに封入されます。
最上位のグレード「GEM-MT 10(PSA10)」は、実質的に完璧な状態のカードに付けられます。PSAの基準では、4つの角が完全にとがっていること、汚れやシミがないこと、絵の位置の偏りが表面でおよそ55対45、裏面で75対25を超えないことなどが条件とされています。
鑑定の申し込み方や料金、期間は変わることがあります。くわしくはPSAの公式サイトで最新の情報を確認してください。
店の状態ランクとグレードは同じものさしではない
店の状態ランクとPSAのグレードは、同じものさしではありません。例えば、製造が原因の印刷のずれを状態Aとして扱う店がある一方で、PSAでは絵の位置の偏りが評価の条件に入っています。店で状態Aだったカードが、鑑定で高いグレードになるとは限らないということです。
また、鑑定済みのカードにも、店が独自に状態を記していることがあります。ある店は、ケースの目立つ傷や欠けがある場合や、グレードの数字に対してカードの状態に問題がある場合に、鑑定品を1つ下のランクとしています。鑑定済みのカードを売り買いするときは、グレードの数字とあわせて、ケースの状態も確かめましょう。
PSAで鑑定済みのカードを手放すか迷っているときも、トレカ買取ナビに相談できます。PSAグレード品はもちろん、グレードの付いていないレアカードや旧裏面カードも査定の対象です。
ケースに入ったままのカードも、まずは写真で鑑定士に見せてみませんか。

ポケカの状態ランクに関するよくある質問

状態ランクについては、反りや未開封のカードなど、本文の表だけでは判断しにくい場面もあります。ここでは、そうした疑問に答えていきます。
買取と販売で状態の見方は違いますか?
違う場合があります。店がサイトで公開している細かな状態の説明は、販売するカードの表記として書かれていることがあるためです。
買取の案内では、ランクの細かな説明の代わりに「キズ、汚れ、へこみ等があった場合は減額の対象」とだけ書いている店もあります。販売用の説明は、買取の査定の目安として参考にする程度に考えましょう。買取での状態の見方を詳しく知りたいときは、査定に出す前に店へ問い合わせておくと安心です。
反ってしまったカードは減額されますか?
反りの扱いは、店によって違います。ある店は、湿気や乾燥でカードが反っているものを原則として状態Aとして扱い、しわが入るほどの反りや、複数の方向に反って形が崩れたものはランクを下げる場合があるとしています。一方で別の店は、中くらいの反りを状態Cの例に挙げています。
反ったカードを、重しや熱で無理に平らにしようとするのはやめましょう。かえって折れやしわの原因になることがあります。まずは湿度の安定した場所で保管し、それ以上反りが進まないようにすることが大切です。
未開封のプロモカードにも状態ランクはありますか?
あります。開けていない袋に入ったままの特典カード(プロモカード)にも、状態ランクを付けて販売している店があります。
ある店では、カードに目立つダメージがないものを状態A、カードや袋に傷やダメージがあるものを状態A-、外からでもはっきり分かるへこみや大きな傷があるものを状態Bとしています。袋の外から見えない部分の状態は問わない、としている点も特徴です。
未開封のカードでも、袋の上から強く押したり、折り曲げたりすると中のカードが傷みます。開けずに残しておく場合も、ほかのカードと同じようにケースなどで守って保管しましょう。
古いカードや海外版のカードは基準が違いますか?
基準を分けている店があります。ある店は、カードが作られた年代によって基準を分け、古いシリーズのカードと新しいシリーズのカードで別の説明を設けています。
例えば、旧裏面(昔のデザインの裏面)のカードや、台紙からはがすタイプのカードでは、微細な白かけが数か所あっても状態A-としています。古いシリーズのカードに見られる、裏面のフチの年月による劣化を、状態B+に含める場合があるともしています。
また、同じ店は、海外版のカードは初期傷が多く、流通での扱いも粗いことから、日本語版とは基準が違うとしています。古いカードや海外版を売り買いするときは、店がどの基準で判断しているかを確かめましょう。
フリマアプリに出すときは状態をどう書けばよいですか?
アプリで選べる「商品の状態」から近いものを選び、説明文で傷の内容を補うのが基本です。店の状態ランクのような表記は、アプリの選択肢にはないためです。
例えば、大手のフリマアプリでは、商品の状態を「新品、未使用」「未使用に近い」「目立った傷や汚れなし」「やや傷や汚れあり」「傷や汚れあり」「全体的に状態が悪い」の6段階から選びます。カードの場合は、この記事の表で確かめたランクの目安をもとに、近い段階を選ぶとよいでしょう。
選んだ段階だけでは、白かけや反りといったカード特有の傷までは伝わりません。説明文には、どの面のどこにどんな傷があるかを書き添えておきましょう。
まとめ

ポケカの状態ランクは、店がカードの傷み具合を段階で示した目安です。同じ表記でも店によって中身が違うことを知っておくと、査定の結果や商品の表記を正しく読めるようになります。
- 状態ランクは店ごとの基準で、AからDのような段階に「+」「-」などを添えて表す
- わずかな白かけや初期傷を状態Aに含めるかどうかは、店によって違う
- 査定では表面の傷、角とフチの白かけ、へこみ、折れ、反り、汚れ、日焼け、印刷のずれが見られる
- 自分で確かめるときは、明るい光と黒っぽい紙を使い、表・裏・角・側面の順に見る
- 傷を増やさないために、開封後すぐのスリーブ、対戦用との区別、湿気と光を避けた保管を心がける
- PSAのグレードは第三者が数字で付ける評価で、店の状態ランクとは基準が違う
ランクの文字だけでなく、その店の説明と自分の目で確かめた状態を照らし合わせることが、納得して売るための第一歩です。まずは手持ちのカードを1枚ずつ確かめ、大切なカードから順にスリーブやケースで守るところから始めてみてください。
状態を確かめながら大切に守ってきたカードも、売りたくなったときはトレカ買取ナビが査定を引き受けます。海外への独自ルートと大手販売店との提携を生かし、カードの価値を価格に反映しやすくしています。
1枚だけでもまとまった枚数でも申し込め、郵送買取は全国どこからでも使えます。関東圏で高額な取引になる場合は、訪問による買取にも対応しています。
査定のあとで売らないことも選べます。保管してきたカードがどう評価されるのか、LINEで一度聞いてみましょう。



