「中学生だけど、使わなくなったポケカを売れる?」「18歳の高校生なら、親の同意なしで売れる?」と悩む方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、18歳未満でも保護者の同意があればトレカは売れます。一方で、18歳以上でも高校在学中は同意書を求めたり、買取を受け付けなかったりする店があります。同意書の書き方ひとつで断られることもあるため、事前の準備が大切です。
この記事では、年齢・学年別の条件や一人で売れない法的な理由から、同意書の書き方、売り方の手順、注意点までわかりやすく解説します。トレカを売りたい未成年の方や、子どもの売却を手伝いたい保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
使わなくなったポケモンカードを売りたいときは、トレカ買取ナビも選択肢の一つです。未成年の方も、保護者の方がサインした同意書があれば利用できます。
保護者の方は、お子さまと一緒にLINEで写真を送り、査定額を確かめるところから始められます。査定と相談は無料なので、売るかどうかは金額を見てから親子で決めてください。

未成年でもトレカ買取はできる?年齢別の条件を早見表で確認

18歳未満の方も、保護者の同意があればトレカの買取を利用できます。反対に、同意なしに一人で売ることは原則できないと考えてください。
成年年齢は2022年4月1日から18歳になりました。ただし、18歳を過ぎても高校に在学している間は、保護者の同意を求めたり、買取を受け付けなかったりする店もあります。
ここでは、18歳未満の基本ルール、18歳以上の高校生の扱い、年齢・学年別の早見表を解説します。
18歳未満は保護者の同意があれば売れる
18歳未満の方は、保護者の同意があればトレカを買取に出せます。同意の確かめ方は、店によって異なるのが特徴です。
同意が必要な理由は、民法と、東京都や大阪府などの条例にあります。くわしくは次の章で見ていきましょう。
主な確かめ方は、次の3つです。
- 同伴:保護者が一緒に来店し、その場で同意を伝える
- 同意書:保護者が記入した書類を、本人が持参または同封する
- 電話確認:同意書の内容を、店が保護者に電話で確かめる
例えば、中学生がポケモンカードを売る場合は、同伴か同意書の持参が一般的です。店によっては、来店中に保護者へ確認の電話がかかってくることもあります。
売りたいカードがあるなら、まずは保護者に相談することが第一歩です。どのカードを、どの店で、どの方法で売るかを一緒に決めておくと、手続きがスムーズに進むでしょう。
18歳以上でも高校生は同意が必要な店があるか確認する
18歳以上の高校生は、店の年齢条件を事前に確認することが大切です。法律上は18歳で成年になりますが、高校在学中は独自のルールを設けている店があるためです。
公式ページで確認できる例は、次のとおりです(2026年10月20日確認)。
- カードラボ(トレカ専門店)の店頭買取:18歳未満、または高校生は、保護者の買取承諾書・身分証明書・保護者への電話確認が必要
- 駿河屋の通信買取:18歳以上が対象だが、18歳以上でも高校在学中の人は利用できない
このように、同じ18歳の高校3年生でも、ある店では承諾書があれば売れ、別の店の宅配買取では利用できません。「もう18歳だから一人で売れる」と考えて店に行くと、断られる可能性があります。
売る店が決まったら、公式ページの「買取の注意事項」などで年齢条件を確かめておきましょう。高校を卒業すれば、高校生を対象にしたこうした制限は当てはまらなくなります。
年齢・学年別に売れる条件を早見表で確認する
自分の年齢と学年に当てはめると、必要な準備がすぐに分かります。条件は「18歳かどうか」と「高校生かどうか」の2つで変わるためです。一般的な目安を表にまとめました。
| 年齢・学年(2026年10月時点の目安) | 一人で売れるか | 主に必要なもの | 注意点 |
| 小学生以下 | 売れない | 保護者の同伴、本人確認書類 | 保護者と一緒の来店を求める店がある |
| 中学生 | 売れない | 保護者の同意書、本人確認書類 | 保護者への電話確認がある店も |
| 18歳未満の高校生 | 売れない | 保護者の同意書、本人確認書類 | 宅配買取は高校生不可の店がある |
| 18歳以上の高校生 | 店による | 本人確認書類(店によって同意書) | 承諾書を求める店、受け付けない店がある |
| 高校卒業後の18〜19歳 | 売れる | 本人確認書類 | 成年として本人だけで手続きできる |
「一人で売れない」は、保護者の同意なしでは売れないという意味です。同意があれば、中学生や高校生でも売却できます。
なお、表は一般的な傾向です。大手リユース店には、18歳未満の買取をそもそも受け付けない店もあります。最終的には、利用する店の公式の条件に従ってください。
条件は店ごとに異なるため、利用先のルールを先に知っておくと安心です。トレカ買取ナビの場合、未成年の方は保護者サイン済みの同意書を用意していただければ利用できます。
手続きを始める前に、お子さまと保護者の方で条件を共有しておきましょう。分からない点は、LINEで無料で相談してみてください。

未成年が一人でトレカを売れない2つの法的な理由

同意書や電話確認を求められると、「面倒だな」と感じる方もいるかもしれません。しかし理由が分かれば、なぜその準備が必要なのか納得でき、手続きもスムーズに進められます。
未成年が一人で売れない根拠は、民法の「未成年者取消権」と、都道府県の「青少年健全育成条例」の2つです。よく言われる「古物営業法で禁止されている」という説明は、正確ではありません。
ここでは、2つの法的な理由と、よくある誤解を解説します。
民法の「未成年者取消権」で取引が取り消されるおそれがあるため
1つ目の理由は、保護者の同意がない売買は、後から取り消される可能性があることです。民法5条は、未成年者が契約などをするには保護者(親権者など)の同意が必要だと定めています。同意のない契約は取り消すことができ、この権利が「未成年者取消権」です。
店の立場から見ると、取り消されれば買い取ったカードを返さなければなりません。すでに店頭で販売していれば、返すこと自体が難しくなるでしょう。
こうしたリスクを避けるため、店は保護者の同意を確かめてから買取を行います。取り消されたときの本人側の影響は、注意点の章で説明します。同意書は店の都合だけでなく、判断経験の少ない未成年を守るための仕組みでもあると理解しておきましょう。
青少年健全育成条例で古物商の買取が制限されているため
2つ目の理由は、都道府県の条例が、古物商による18歳未満からの買取を制限していることです。古物商とは、中古品の売買を仕事にする、許可を受けた事業者を指します。トレカの買取店も、この古物商の一つです。
例えば東京都の条例は、保護者の同意などがない18歳未満から古物を買い受けることを禁じています。大阪府の条例も同様で、身分証明書などで相手が18歳未満でないか確かめる義務を店に課しています。
一方で、保護者が関わっていれば制限の対象外です。東京都は保護者の同意や委託がある場合、大阪府は保護者の同伴・委託・承諾がある場合を除いています。
罰則は店側に科されるものです。東京都では警告に従わずに違反した場合、大阪府では違反に対して、30万円以下の罰金と定められています(2026年10月16日確認)。大阪府は、青少年本人には原則として罰則を適用しないとしています。
地域ごとの条例を細かく調べるより、利用する店の年齢ルールに従うのが確実です。
「古物営業法で禁止」は誤解!法律が求めるのは本人確認
古物営業法には、未成年からの買取を禁止する規定はありません。「古物営業法で禁止されているから未成年は売れない」という説明を見かけますが、制限の根拠は前の2つ(民法と条例)です。
古物営業法が古物商に求めているのは、売る人の住所・氏名・職業・年齢の確認です。店頭では身分証明書の提示などで確認し、取引の内容を帳簿などに記録して3年間保存します。盗品の売買を防ぎ、被害があったときに早く見つけられるようにするためです。
つまり、本人確認書類が必要なのは未成年に限りません。大人が売る場合も同じように求められます。
「未成年は法律上どうやっても売れない」と思い込む必要はありません。保護者の同意と本人確認書類がそろえば、未成年でも正規の手続きで売れると整理しておきましょう。
未成年のトレカ買取に必要な書類と同意書の書き方

書類に不備があると、店まで足を運んでも買取してもらえず、二度手間になってしまいます。とくに保護者の同意書は、記入のしかたで受け付けてもらえないことがあるため注意が必要です。
未成年がトレカを売るときは、主に下記の3つを準備します。
- 本人の本人確認書類
- 保護者同意書(店によっては「買取承諾書」と呼ぶ)
- 保護者の本人確認書類、または保護者への電話確認への対応
ここでは、それぞれの準備方法と、同意書で不備になりやすいポイントを解説します。
本人確認書類は店で使える種類を確認する
本人確認書類は、売る店で使える種類を事前に確認しておくことが大切です。前の章で触れたとおり、古物商には売る人の住所・氏名・職業・年齢を確かめる義務があるためです。
古物営業法では、1万円未満の取引なら確認を省ける場合もあります。それでも、トレカ店の多くは金額に関係なく本人確認を行っています。カード1枚だけ売る場合でも、書類を持って行くと安心です。
使える書類の例としては、マイナンバーカードなどがあります。学生証を使えるか、ほかの書類も必要になるかは店によって異なります。
売りに行く前に、店の公式ページで「使える本人確認書類」の一覧を見ておきましょう。
保護者同意書(買取承諾書)は店指定の書式を使う
保護者同意書は、売る店が用意している書式を使うのがおすすめです。店ごとに書く項目やルールが違い、指定の書式でないと受け付けない場合があるためです。
書式は公式サイトからダウンロードできたり、店頭でもらえたりします。一般的な記載項目は、次のようなものです。
- 保護者の署名・住所・連絡先
- 本人の氏名・生年月日(店によって学年や職業も)
- 売る品目(トレカなど)
- 記入した日付
店に指定の書式がない場合は、上の項目をそろえた同意書を保護者に作ってもらいましょう。ただし、手作りの同意書で足りるかは店の判断になります。
同意書は店ごとに書式が異なるため、先に売る店を決め、そのあとで用意する順番が効率的です。
保護者の本人確認書類と電話確認に備える
保護者側の準備として、本人確認書類と電話への対応を確認しておくと安心です。同意書が本当に保護者によって書かれたものか、店が確かめる場合があるためです。
確認の方法は店によって違います。保護者の本人確認書類のコピーを提出させる店があるほか、最初の章で触れたカードラボのように、保護者へ電話で確認する店もあります。
電話確認がある店では、保護者と連絡がつかないと、その日に買取できないことも考えられるでしょう。
来店する日時を決めたら、保護者が電話に出られる時間帯を親子で共有しておきましょう。
同意書で不備になりやすいポイントをチェックする
同意書は、記入後に親子で見直すことが大切です。小さな書き方の違いで、受け付けてもらえないことがあるためです。不備になりやすいポイントを、チェックリストにまとめました。
- 黒のボールペンで書いたか(消せるペンは不可の店がある)
- 印鑑を押したか(サインではなく印鑑を求める店がある)
- 保護者の住所を「同上」と省略していないか
- 本人の郵便番号・職業・学年を書いたか
このうち黒のボールペン、印鑑、住所の「同上」不可、郵便番号などの記入は、カードラボの記入ルールです(2026年10月20日確認)。印鑑の種類など、細かな条件は店ごとに異なります。
書き終えたら、店の記入例と見比べて漏れがないか確かめましょう。
同意書を準備しながら、売りたいカードの査定額を先に知っておくと、保護者の方も判断しやすくなります。トレカ買取ナビのLINE査定は、写真を送ると鑑定士がその日のうちに対応し、営業時間外なら翌日に連絡が来ます。
金額を見たうえで、売るのをやめることもできます。同意書にサインする前の確認として、親子で使ってみてください。

未成年がトレカを売る主な方法と手順

未成年がトレカを売る方法は1つではありません。どの方法を選ぶかで、保護者がどこまで関わるか、どんな書類が要るかが変わります。
主な方法は、下記の4種類です。
- 保護者と一緒に店頭買取に行く
- 同意書を持って一人で店頭買取に行く
- 宅配買取に同意書を同封して申し込む
- 保護者名義で売ってもらう
ここでは、それぞれの特徴と手順、そして結局どれがおすすめかを解説します。
保護者と一緒に店頭買取に行く
保護者と一緒に店頭へ行く方法は、手続きがいちばん確実です。保護者の同意をその場で確認できるため、書類の不備で断られる心配が少ないのが利点です。大阪府の条例でも、保護者が同伴している場合は買取の制限の対象外とされています。
小学生以下の場合は、保護者の同伴を条件にする店もあります。年齢が低いほど、この方法が基本になると考えておきましょう。
持ち物は、売りたいカードと、本人と保護者の本人確認書類です。同伴でも店指定の承諾書の記入を求める店があるため、事前に確認しておくと当日あわてずに済みます。
近くにトレカの買取店があるかは、トレカ買取店舗の検索ページで探せます。休日に親子で出かけるついでに立ち寄るのもよいでしょう。
同意書を持って一人で店頭買取に行く
保護者が仕事などで来店できない場合は、記入済みの同意書を持って一人で店へ行く方法があります。保護者の同意を書面で示せば、本人だけで手続きを受け付ける店があるためです。
持ち物は、売りたいカード、保護者が記入した同意書、本人の本人確認書類です。店によっては、保護者の本人確認書類のコピーも必要になります。
保護者への電話確認がある店では、保護者が電話に出られる時間帯に来店することが大切です。また、同意書があっても未成年の買取を受け付けない店もあります。
出かける前に、店の公式ページか電話で「同意書があれば一人で売れるか」を確認しておきましょう。
宅配買取に同意書を同封して申し込む
近くに店がない場合や、売りたいカードが多い場合は、宅配買取が便利です。宅配買取とは、カードを箱に詰めて店に送り、査定してもらう方法を指します。同意書へのサインがあれば、未成年からの申し込みを受け付ける店があります。
一般的な流れの一例は、次のとおりです。
- 店の年齢条件(高校生の可否など)を公式ページで確認する
- Webサイトなどから買取を申し込む
- 買取申込書、本人と保護者の本人確認書類のコピー、保護者同意書を用意する
- カードと書類を一緒に梱包して発送する
- 届いた査定額を確認し、承認する
- 指定した口座に代金が振り込まれる
宅配買取は対面ではないため、法律で決められた方法で本人確認が行われます。本人限定受取郵便などを使う店もあり、書類をそろえるのに時間がかかる点に注意しましょう。
また、振込先を保護者名義の口座に限る店や、高校生は利用できない店もあります。申し込む前に条件を確かめておくことが大切です。
近くに店がないご家庭や、売りたい枚数が多いご家庭には、トレカ買取ナビの郵送買取が向いています。全国対応で、1枚からでも大量のまとめ売りでも任せられます。
代金は、カードの到着が確認されてから4営業日以内に、指定の口座へ振り込まれます。発送の前に、まずは写真で査定額を聞いてみてください。

保護者名義で売ってもらう
保護者が売り手となり、申し込みから代金の受け取りまで自分で行う方法もあります。保護者の本人確認書類で手続きするため、子どもが書類をそろえる負担がないのが特徴です。
ただし、未成年の持ち物を保護者名義で売ることを認めるかは、店によって異なります。身分証の名義人以外による代理取引を一切認めない店もあり、駿河屋の通信買取もその一つです(2026年10月16日確認)。年齢制限のある店で、制限を回り込む目的でこの方法を使うのはやめましょう。
利用する前に店の規約を確かめ、分からなければ店に問い合わせるのが確実です。認められる場合も、発送や査定額の承認は保護者本人が行います。
代金は保護者が受け取るため、渡し方や使い道を親子で先に決めておくとトラブルを防げます。
結局どれがおすすめ?方法別の比較で選ぶ
4つの方法には、それぞれ向いている人がいます。保護者の都合や近くの店の有無に合わせて選ぶのがおすすめです。
| 方法(2026年10月時点の一般的な傾向) | 保護者の手間 | 主な必要書類 | 向いている人 | 注意点 |
| 保護者と一緒に店頭へ | 来店が必要 | 本人と保護者の本人確認書類 | 小学生、近くに店がある人 | 日程を合わせる必要がある |
| 同意書を持って店頭へ | 同意書の記入、電話対応 | 同意書、本人確認書類 | 保護者が来店できない中高生 | 同意書だけでは受け付けない店がある |
| 宅配買取に同封 | 同意書の記入、書類のコピー | 申込書、同意書、両者の本人確認書類のコピー | 近くに店がない人、枚数が多い人 | 高校生不可や、振込先に条件がある店がある |
| 保護者名義で売る | 申し込みから受け取りまで | 保護者の本人確認書類 | 保護者が手続きをすべて担える家庭 | 未成年の持ち物の売却を認めるか店の規約を確認、代金は保護者が受け取る |
迷ったときは、次のように考えるとよいでしょう。
- 近くに店があり、保護者が同行できる:保護者と一緒に店頭へ
- 遠方に住んでいる、売りたい枚数が多い:宅配買取
- 保護者が手続きをまとめて担える:保護者名義(店の規約で認められる場合)
どの方法でも、最初に店の公式の年齢条件を確認することが共通のスタートです。
未成年のトレカ買取で注意したいこととトラブル対策

未成年がトレカを売るときのトラブルは、事前に知っておけばほとんど防げます。とくに「親に内緒で売る」「年齢をごまかす」といった行動は、あとで自分が困る結果につながりかねません。
法律上どうなるかを知っておくと、正規の手続きで売ることがなぜ大切なのかが見えてきます。
ここでは、親に内緒で売った場合、年齢や同意を偽った場合、店選びのポイント、売る前に親子で確認したいことを解説します。
親に内緒で売ると後から取り消される可能性がある
保護者に内緒でカードを売ると、あとで保護者に取引を取り消される可能性があります。法的な理由の章で説明した未成年者取消権により、同意のない契約は取り消せるためです。
取り消された場合、本人は受け取った代金を店に返すことになります。代金をすでに使っていた場合は、民法で「現に利益を受けている限度」で返せばよいとされており、何に使ったかによって返す額が変わります。それでも、店とのやり取りに時間がかかり、親子ともに負担が大きくなるでしょう。
また、この取消権は、本人の場合は成年になってから5年(保護者の場合は売ったことを知ってから5年)、または契約から20年がたつと時効で消えます。逆に言えば、それまでは取り消される可能性が残るということです。
「親に言いにくい」と感じるなら、売りたい理由と売りたいカードを具体的に伝えてみましょう。相談して同意をもらうことが、結果的にいちばんの近道です。
年齢や同意を偽ると契約を取り消せなくなる
年齢をごまかしたり、同意書を自分で書いたりするのは避けましょう。こうした行為は、民法21条の「詐術」(相手をだまして信じ込ませる行為)にあたる可能性があるためです。
詐術を使った場合、未成年であっても契約を取り消せなくなります。例えば、18歳と偽って売った後に「安く売りすぎた」と後悔しても、未成年者取消権で守ってもらえません。本来は未成年を守るための仕組みを、自分から手放すことになります。
さらに、店との信頼関係を失い、それ以降その店を利用しにくくなるおそれもあります。保護者の署名を勝手に書けば、親子の間でも大きな問題になるでしょう。
正規の手続きで売ることは、店のためだけでなく自分を守ることにもつながります。少し手間がかかっても、保護者の同意を得てから売るのが安心です。
「同意書不要」をうたう店は避け、古物商許可番号を確認する
未成年の買取で同意書を求めない店は、利用を避けるのが賢明です。保護者の同意がない取引は、後から取り消しや返却のトラブルになりやすいためです。
正規の買取店は古物商の許可を受けており、店頭や公式サイトに古物商許可番号を載せています。許可番号は、古物商として正式に許可を受けた事業者であることの目印になります。
店を選ぶときは、公式サイトで次の3点を確認しましょう。
- 古物商許可番号が載っているか
- 未成年の買取条件(同意書・年齢・高校生の扱い)が書かれているか
- 住所や電話番号などの連絡先がはっきりしているか
条件をきちんと示している店ほど、未成年の売却にも慎重に対応していると考えられます。迷ったら、保護者と一緒に公式サイトを見ながら決めるとよいでしょう。
売る前に親子で相場とカードの状態を確認する
売りに出す前に、相場とカードの状態を親子で確認しておきましょう。トレカの買取価格は相場と状態で大きく変わり、知らないまま売ると後悔しやすいためです。
相場を動かす主な要因は、再販や再録、新しい弾の発売、大会での使用状況などです。また、傷や汚れ、角の白欠け(縁の色がはげて白くなった状態)があると、買取価格は下がる傾向があります。
高く売るコツや売り方の全体像は、トレカの売却方法を解説した記事で紹介しています。相場は日々変わるため、調べた日付も控えておきましょう。
親子で確認したいのは、次の4点です。
- 売るカードの一覧(名前と枚数)
- それぞれのおおよその相場
- 傷や折れなどの状態
- 受け取った代金の使い道
この4点を話し合っておけば、保護者も安心して同意書に署名しやすくなります。
傷や白欠けがあるカードも、トレカ買取ナビで査定できます。きれいなカードに比べると価格は下がる傾向がありますが、ポケカ専門の鑑定士が1枚ずつ金額をお伝えします。
親子で作ったカードの一覧と査定結果を見比べれば、話し合いも進めやすくなります。売る前の確認に、無料査定を役立ててください。

未成年のトレカ買取でよくある質問

ここまでで、未成年がトレカを売るための条件や手順はひととおり押さえられたはずです。それでも、実際に売ろうとすると細かな疑問が出てくるものです。
ここでは、代金の受け取り方、フリマアプリの利用、お小遣いで買ったカードの扱いという3つの質問に答えます。
買取代金は自分の口座で受け取れる?
自分の口座で受け取れるかは、店と売り方によって異なります。前の章で触れたとおり、宅配買取では振込先の名義に条件を設ける店があるためです。
店頭買取なら、その場で現金を受け取れる店が多いでしょう。一方で宅配買取は振込が基本になるため、申込書に書く口座が店の条件に合うかが大切になります。
条件に合わない口座を書くと書類が差し戻され、入金が遅れてしまいます。申し込む前に公式ページの振込先の説明を読み、分からなければ店に問い合わせておきましょう。
メルカリなどのフリマアプリは未成年でも使える?
メルカリは未成年でも使えますが、保護者の同意が必要です。規約上の年齢制限はありませんが、未成年は保護者の同意を得て使うルールです(2025年10月20日公開の公式情報)。
運営が保護者に同意を確認する場合もあり、同意なしの利用は規約違反です。また、15歳未満は本人確認でマイナンバーカードのICチップ読み取り方式を使えず、書類と顔画像を撮影する方式で手続きします。
出品の流れは、メルカリでポケカを売る方法の記事で解説しています。
お小遣いで買ったカードなら同意なしで売れる?
お小遣いで買ったカードでも、店では保護者の同意書を求められるのが一般的です。
民法5条3項には、保護者が使い道を許した財産は、未成年者が自由に処分できるという決まりがあります。ただし、そのお金で買ったカードを売ることまで許されているかは、家庭の事情しだいで、店からは判断できません。
さらに条例は、保護者の同意のない18歳未満からの買取を制限しています。店が一律に同意を確認するのは、このためです。自分のお金で買ったカードでも、保護者に相談して同意書を用意しましょう。
まとめ

18歳未満でも、保護者の同意があればトレカは売れます。ただし、同意なしに一人で売ることは原則できません。18歳以上でも、高校在学中は同意書を求めたり買取を受け付けなかったりする店があります。
一人で売れない理由は、民法の未成年者取消権と、都道府県の青少年健全育成条例です。古物営業法は未成年の買取を禁止しておらず、本人確認を求めているだけです。
- 自分の年齢・学年で必要な条件を早見表で確かめる
- 本人確認書類、店指定の同意書、保護者の対応をそろえる
- 保護者同伴、同意書、宅配買取、保護者名義から合う方法を選ぶ
- 親に内緒で売ったり年齢を偽ったりせず、正規の手続きで売る
売る前に保護者と話し合っておけば、手続きもスムーズで、思わぬトラブルも防げます。本記事で紹介したポイントを参考に、まずは保護者に相談するところから始めてみてください。
保護者の方と話し合って売ると決めたら、トレカ買取ナビの無料査定を使ってみてください。未成年の方は、保護者の方のサインが入った同意書があれば、ご利用いただけます。
ポケモンカードは全てが査定対象で、レアカードから使わなくなったカードのまとめ売りまで対応しています。関東圏で高額になる場合は、訪問買取も選べます。
査定額に納得できなければ、売らなくても大丈夫です。まずは親子でLINEに写真を送るところから始めましょう。



