「使わなくなったモンブランやパイロットの万年筆を、きちんと価値のわかる店に売りたい」「インクが固まって書けなくなった万年筆や、名前を入れた万年筆でも買い取ってもらえるのだろうか」そんな悩みを持つ方は多いはずです。
世の中には多数の万年筆買取店があり、ヴィンテージ万年筆を扱う専門店や筆記具に特化した宅配買取サービスから、全国に店舗を持つ総合買取店まで様々な選択肢があります。しかし店ごとに買取の対象となる筆記具や、名入れ品・修理品の扱い、返送料の負担が大きく異なるため、選び方を間違えると本来の価値より安く手放したり、送った万年筆を買い取ってもらえなかったりすることもあります。
この記事では、万年筆や高級筆記具を高く売りたい方に向けて、失敗しない買取店の選び方、利用できるおすすめの万年筆買取店、売る前の準備、高く売るコツ、よくある質問まで解説します。
万年筆買取店の選び方|5つのポイント

万年筆の価値は、ブランドやモデルだけでなく、ペン先の素材や字幅、付属品、状態によって変わります。買取店を選ぶ際は、次の5つのポイントを確認しましょう。
1. 筆記具の専門店か総合買取店かで選ぶ
筆記具の専門店は、万年筆やボールペンなどに絞って買取をしている店です。分解・点検やペン先調整を自社で行う店もあり、古い万年筆や書けなくなった万年筆、蒔絵などの工芸的な万年筆の価値も見てもらいやすいのが特徴です。
一方、総合買取店は全国に店舗を持ち、出張買取にも対応していることが多いため、近くで手軽に査定を受けられます。万年筆と一緒にブランドのバッグや時計、貴金属なども売りたいときに便利で、ブランド品の売り先はブランド買取のおすすめ店の記事でも紹介しています。
2. 売りたい筆記具が買取の対象か確認する
万年筆のほか、ボールペンやシャープペン、複合筆記具、ボトルインク、カートリッジ、ペンケースまで買い取る店があります。ガラスペンや、硯・墨といった書道具も扱う店もあるため、まとめて売りたい品がある場合は公式サイトの対象品目を確かめておきましょう。
一方で、偽造品やノーブランドのペン、企業のノベルティ品、定価が一定額に満たない商品を対象外とする店もあります。名前などの刻印が入った品や、改造・修理跡のある品を受け付けない店もあるので、申し込み前に条件を確認することが大切です。
3. ペン先や状態を見極められるか確認する
万年筆のペン先には、14金・18金・21金といった金のペン先や特殊ステンレスのペン先があり、素材によって書き味が変わります。字幅も極細(EF)・細字(F)・中細(MF)・中字(M)・太字(B)などがあり、ペン先の素材や太さは査定の重要なポイントとしている店もあります。
こうした違いを見極め、修理やペン先調整をしたうえで再販できる店ほど、傷みのある万年筆にも値段をつけやすくなります。専門店の修理やメンテナンスの体制は、公式サイトの店舗紹介で確認できます。
4. 買取方法と無料の範囲を確認する
万年筆の買取方法は、主に次の3種類です。
- 店頭買取:店員と話しながら査定を受けられ、成立すればその場で代金を受け取れることが多い
- 宅配買取:全国から利用でき、小さな筆記具を送りやすい
- 出張買取:自宅で査定を受けられ、ほかの品物とまとめて売るときに便利
宅配買取では、送料や査定料に加えて、キャンセル時の返送料の扱いが店によって大きく違います。返送料まで店が負担する店がある一方、利用者の負担とする店もあります。
なお、出張買取は特定商取引法の「訪問購入」にあたり、万年筆も規制の対象です。原則として、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内ならクーリング・オフ(契約の解除)ができ、その期間中は品物の引き渡しを拒むこともできます。ただし、事前に聞いた金額で売るので来てほしいと頼んだ場合のように、売ると決めて自分から自宅での契約を求めたときは、これらの規定が適用されません(見積もりのために来てもらうだけなら対象です)。
5. 事前見積もりの扱いを確認する
宅配で売る前に、写真やモデル名から目安の金額を出してくれる店があります。見積もりと実物の状態が同じなら、見積額から下げないとしている店もあり、送ってから大きく減額される不安を減らせます。
ただし、電話では価格を伝えず、実物を見てから提示するとしている店もあります。また、査定結果の通知から一定期間内に返信しないと、金額を了承したものとみなす店もあるため、宅配買取の流れは事前に読んでおきましょう。
利用できるおすすめの万年筆買取店

筆記具の専門店と、万年筆の買取に対応している全国の買取店を紹介します。
ユーロボックス

ユーロボックス(Euro Box)は、東京都中央区の銀座一丁目にある、ヴィンテージ万年筆・中古万年筆の専門店です。法人ではなく屋号で営業している店で、特定商取引法に基づく表記の販売業者もユーロボックスです。昭和の風情が残る奥野ビルの一室に20年以上店を構え、万年筆の販売・買取・委託販売や蒔絵万年筆の鑑定を手がけています。販売する万年筆は、分解・点検とペン先調整をしてから届けています。
万年筆の販売で30年の実績があるとしており、モンブランやペリカン、パイロット、中屋万年筆などを1本から100本単位のコレクションまで買い取っています。特にダンヒル・ナミキやパイロットなどの蒔絵万年筆の買取に力を入れているとしています。電話で問い合わせると、その場で暫定の評価額を伝えてもらえることもあります。
店頭では目の前で見積もりをしてもらえ、金額に納得すればその場で代金を受け取れます。宅配買取は、品物と付属品、品名と本数のリスト、身分証明書のコピー、振込先を同封し、指定の曜日に届くよう着払いで送ります。同意すれば2営業日以内に振り込まれ、不成立の場合は店の負担で返送されます。出張買取の相談にも応じています。
営業日が限られているため、来店する場合は公式サイトの営業カレンダーを確認しておきましょう。
ヴィンテージ万年筆や蒔絵万年筆を、整備まで手がける専門店に見てもらいたい方におすすめです。
| 店舗名 | ユーロボックス(Euro Box) |
| 所在地 | 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル407(ユーロボックス) |
| URL | https://euro-box.com/?mode=f2 |
万年筆買取ノースペンズ

万年筆買取ノースペンズは、東京都八王子市の株式会社ノースフィールドが運営する、筆記具専門の宅配買取サービスです。古本屋から派生したサービスで、宅配買取に特化しているため、電話や対面での取引は行っていません。
万年筆やボールペン、シャープペン、複合筆記具に加えて、ボトルインクやカートリッジ、ペンケースも買取の対象です。壊れた万年筆も、できる限り修理して次の使い手につなげるとしています。一方、偽造品やノーブランドのペン、ノベルティ品、定価が一定額に満たない商品は対象外です。
申し込み後、品物と身分証明書のコピーを箱に詰めて着払いで送ります。箱がない場合は買取キットを送ってもらえ、初回は身分証の住所への集荷か買取キットの手配が必要です。到着から3日以内に査定結果がメールで届き、了承すると通常2日以内に振り込まれます。
写真などで出してもらった事前見積もりは、モデルや状態が説明と同じであれば、その金額より下げないとしています。ただし、査定後に返送を希望した場合の送料は利用者の負担です。
複数の筆記具やインクを、専門のスタッフに宅配でまとめて査定してほしい方におすすめです。
| 店舗名 | 万年筆買取ノースペンズ |
| 所在地 | 東京都八王子市越野8-23(株式会社ノースフィールド) |
| URL | https://nbcpens.com/ |
ネットオフ筆記具買取

ネットオフ筆記具買取は、愛知県大府市に本社を置くネットオフ株式会社が運営する、万年筆・ボールペンの宅配買取サービスです。ネットオフ株式会社は、東京証券取引所に上場するリネットジャパングループ株式会社の100%子会社で、店舗を持たないネット専業の買取サービスとして全国から受け付けています。
1点から送料無料で利用でき、査定料や振込手数料もかかりません。ダンボール箱と緩衝材が入った宅配キットを無料で取り寄せられ、宅配業者の集荷のほか、コンビニからの発送も選べます。
外箱や保証書がない品も買取の対象で、軽いサビやペン先の曲がり、変色、先折れのある品も買い取れるとしています。ただし、改造品や修理跡のある品、イニシャルや名前が刻印された品などは対象外で、送ると有料で返送される場合があります。
査定結果は早ければ到着した日に届き、承認すると早ければ翌営業日に振り込まれます。キャンセルや、値段がついた品の一部だけを返してもらうことも可能ですが、返送料の扱いは時期によって変わるため、申し込み前に公式サイトで確認しましょう。
箱や保証書のない万年筆を、1本から気軽に宅配で売りたい方におすすめです。
| 店舗名 | ネットオフ筆記具買取 |
| 所在地 | 愛知県大府市柊山町三丁目33番地(ネットオフ株式会社 本社) |
| URL | https://www.netoff.co.jp/hikkigu/ |
おたからや

おたからやは、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社いーふらんが運営する買取専門店です。2000年に設立された会社で、全国に店舗を展開し、金・貴金属やブランド品、時計、骨董品などと一緒に万年筆も買い取っています。
蒔絵万年筆やヴィンテージモデル、限定生産品まで幅広く扱い、ペン先の素材(14金・18金など)や太さを査定の重要なポイントとしています。ペン先に金が使われた万年筆は、貴金属としての価値とブランドの工芸品としての価値の両方を評価するとしています。インクが固まって書けない万年筆や、古いもの、破損したものも査定の対象です。
査定は店頭のほか出張にも対応しており、フォームやLINEで事前に相談することもできます。出張査定は査定料・出張料などの手数料が無料で、依頼があった場合のみ訪問し、訪問前に担当スタッフの氏名と顔写真を知らせるとしています。玄関先での査定にも対応し、金額に納得すればその場で現金で受け取れます。
近くの店舗や自宅で、万年筆とほかの品物をまとめて査定してほしい方におすすめです。
| 店舗名 | おたからや |
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3-3 クイーンズタワーB 15階(株式会社いーふらん 本社) |
| URL | https://www.otakaraya.jp/visiting/ |
福ちゃん

福ちゃんは、大阪市東成区に本社を置く株式会社REGATEが運営する買取専門店です。REGATEは2014年に設立された会社で、東証グロース市場に上場する株式会社BuySell Technologiesのグループ会社です。札幌から福岡までの各地に拠点を置き、出張買取を中心にサービスを展開しています。
セーラーやパイロット、プラチナといった国産ブランドから、モンブランやペリカンなどの海外ブランドまで、万年筆やボールペンを買い取っています。変形や破損、傷や汚れ、サビや変色のある品、イニシャル入りの品も相談でき、本体だけでも買取が可能です。ガラスペンやペンケース、インク、硯、墨なども扱っています。
万年筆の買取ページで案内している買取方法は、出張買取と店舗買取の2つです。出張買取は1点からでも依頼でき、出張料・査定料・キャンセル料はかかりません。金額に納得すればその場で現金を受け取れます。店舗は一部が来店予約制です。
価格は電話では伝えず、実物を見てから提示するとしています。受付から訪問まで女性スタッフが対応するプランもあります。サイトのトップページでは、電話で申し込む宅配買取も案内しています。なお、宅配査定の利用規約は株式会社BuySell Technologiesの名義で、査定額に納得できず返送してもらうときの送料は利用者の負担とされています。
万年筆と一緒に書道具や着物、貴金属なども自宅でまとめて売りたい方におすすめです。
| 店舗名 | 福ちゃん |
| 所在地 | 大阪府大阪市東成区中本3-10-6 REGATEビル(株式会社REGATE 本社) |
| URL | https://fuku-chan.jp/fountain-pen/ |
万年筆を売る前にやるべき準備

査定をスムーズに進め、本来の価値どおりに評価してもらうために、売る前に次の5つの準備をしておきましょう。
1. ブランド名・モデル名とペン先の刻印を確認する
キャップやクリップ、軸のロゴでブランドを確かめ、保証書や箱、取扱説明書でモデル名を確認しておきましょう。ペン先には、14Kや18K、21Kのように金の含有を示す刻印が入っていることがあり、査定の手がかりになります。
字幅(極細・細字・中細・中字・太字など)や、カートリッジ式・コンバーター式・吸入式といったインクの入れ方もわかる範囲で控えておくと、事前見積もりや問い合わせがスムーズです。
2. 箱・保証書・説明書・コンバーターをそろえる
元箱や保証書、取扱説明書、コンバーター(ボトルインクを吸い上げる部品)、未使用のカートリッジなど、購入時の付属品はできるだけそろえておきましょう。シリアルナンバーが記載された保証書は、本物であることの証明になり、査定額アップにつながるとする店もあります。
限定品には、シリアルナンバーカードや専用のリーフレットが付属していることがあります。限定品を売るときは、箱・本体・保証書の製造番号が一致しているかも確認しておくよう案内している店もあります。
3. インクを抜き、メーカーの方法で水洗いする
しばらく使わない万年筆は、インクを抜いて内部を洗ってから保管するよう、メーカーも案内しています。セーラー万年筆は、カートリッジを抜いたペン先側を水を入れたコップにひと晩浸し、水道水で流して柔らかい布で水気を拭き取る方法などを紹介しています。コンバーター式や吸入式は、水の吸い上げと排出を繰り返して洗います。
ただし、アルコールを含むウエットティッシュや薬剤は樹脂を傷めるおそれがあり、木軸の万年筆は水に浸けると割れることがあります。透明な軸は浸け洗いを避けるほか、パイロットはペン先とペン芯を首軸(ペン先のついた部分)から抜かないこと、ノック式の「キャップレス」は水に浸さないことを注意点に挙げています。固まって落ちないインクは無理に落とそうとせず、そのまま査定に出しましょう。
4. 傷やペン先の状態を確認する
ペン先の曲がりや割れ、軸やキャップの傷、へこみ、金属部分のサビ、キャップのゆるみなどを確認し、気になる点をメモしておきます。事前見積もりのときにこうした状態を正しく伝えておくと、見積額と査定額の差を小さくできます。
漆塗りや蒔絵の万年筆は、柔らかい布で乾拭きする程度にとどめ、光の当たらない場所に保管するのが基本です。汚れを落とそうと洗剤などで拭くと、変色の原因になる素材もあるので注意しましょう。
5. 本人確認書類と梱包の準備をする
古物営業法では、買取店が品物を買い取る際に売り手の住所・氏名・職業・年齢を確認する措置をとるよう定められているため、買取には本人確認書類が必要です。宅配買取では身分証明書のコピーを同封したり、身分証の住所への集荷を条件にしたりする店があります。
万年筆は、持ち運びの振動でインクが漏れることがあるとメーカーも注意しています。宅配で送るときはインクを抜いたうえで、箱の中で動かないように緩衝材で固定し、追跡できる配送方法を使いましょう。
万年筆を高く売るための7つのコツ

同じ万年筆でも、売り先や売り方の工夫しだいで査定額は変わります。ここでは、万年筆を少しでも高く売るための7つのコツを紹介します。
1. 限定品・蒔絵・ヴィンテージは専門店にも見せる
限定生産のモデルや蒔絵などの工芸的な万年筆、生産が終わったヴィンテージモデルは、その価値を判断できる店で査定を受けることが大切です。蒔絵万年筆の買取に力を入れている専門店もあるため、総合買取店とあわせて査定を受け、評価の違いを比べましょう。限定品でも、中古相場や希少性によっては評価が伸びない場合がある点は知っておくと安心です。
2. 金のペン先や貴金属の軸は素材を伝える
ペン先に金が使われた万年筆や、軸に金・銀などの貴金属を使った万年筆は、素材そのものの価値も査定に加わります。刻印で素材がわかる場合は、申し込みのときに伝えておきましょう。銀の軸は時間とともに黒ずむことがありますが、変色のある品も相談できる店があるので、気になる場合もまずは査定を受けてみましょう。
3. 名入れや改造をしていない状態で売る
名前やイニシャルを刻印した万年筆は、買取後に必要な手間が増えるため、値段が下がる傾向があるとする店があります。部品を純正以外のものに替えたり、自分で修理したりした万年筆も、改造品や修理跡のある品として買取の対象外になることがあります。これから名入れや部品の交換をする予定がある方は、将来売る可能性も考えて判断しましょう。
4. 使わなくなったら早めに売る
使わないまま放置すると、インクの固着や軸の変色などの劣化が進み、価値が下がるおそれがあるとする店もあります。メーカーも、書けなくなる主な理由として、インクがペン芯の内部で固まることを挙げています。使わなくなったと感じたら、状態がよいうちに査定に出しましょう。
5. 直射日光と高温多湿を避けて保管する
売るまでの間は、直射日光や高温多湿を避け、ケースやペン立てに入れて傷がつかないように保管しましょう。特に漆や蒔絵、木軸の万年筆は、紫外線や温度・湿度の変化で色あせや割れが起きることがあります。
6. 事前見積もりで複数店を比べる
写真やモデル名から目安の金額を出してくれる店を2〜3店使うと、送る前に比べられます。見積もりの際は、ペン先の刻印や付属品の有無、傷の状態をできるだけ正確に伝えることが大切です。見積額を保証している店を使えば、送ったあとの減額の心配も減らせます。
7. ボールペンやインク、ペンケースもまとめて出す
複数の万年筆や、ボールペン、シャープペンなどの関連する筆記具は、まとめて査定に出すと単体よりも評価が上がる可能性があるとする店もあります。ボトルインクやペンケースを買い取る店もあるため、机の引き出しや書斎に眠っている筆記具は、売る前に一度集めてまとめて見てもらいましょう。
万年筆買取でよくある質問

万年筆を売る前によく出てくる疑問に、結論から答えます。
インクが固まって書けない万年筆でも売れますか?
売れる場合が多いです。おたからやは、インクが乾いて固まった万年筆や、かすれて書けない万年筆でも査定するとしています。修理を前提に買い取る専門店もあります。
セーラー万年筆は、長く使っていない万年筆が書けないのは、前に使ったインクがペン芯の中で固まっていることが原因の場合があり、水洗いで流れがよくなることがあると説明しています。水洗いしても書けないときはペン芯などのトラブルも考えられるため、無理に分解せず、そのまま査定に出しましょう。
名前を入れた万年筆でも買い取ってもらえますか?
店によって対応が分かれます。福ちゃんはイニシャル入りの品も相談できるとしている一方、ノースペンズは名入れの素材や深さによって値段が下がる傾向があるとしており、ネットオフ筆記具買取は名前などの刻印がある品を対象外としています。
名入れの万年筆を売るときは、申し込み前に対象かどうかを確認し、写真で事前見積もりを取ってから送るのが安心です。
ボトルインクやカートリッジも売れますか?
売れる店があります。ノースペンズはボトルインクやカートリッジも買取の対象にしており、福ちゃんもインクを取り扱っています。
ただし、インクは消耗品なので、残量によっては値段がつかない場合があります。万年筆と一緒に送り、まとめて査定してもらうのが効率的です。
インクを入れたまま宅配で送ってもいいですか?
インクを抜いてから送るのがおすすめです。万年筆は振動でインクが漏れることがあり、ほかの品や付属品を汚すおそれがあります。
カートリッジ式ならカートリッジを外し、できればメーカーの方法で水洗いして、水気を拭き取ってから梱包しましょう。
まとめ|ペン先と付属品を確かめて、専門店と総合店を比べよう

本記事では、万年筆買取をする際のポイントを解説しました。最後に重要ポイントをおさらいします。
買取店を選ぶ際は、筆記具の専門店か総合買取店か、売りたい筆記具が対象か、ペン先や状態を見極められるか、買取方法と無料の範囲、事前見積もりの扱いを確認することが大切です。ヴィンテージや蒔絵の万年筆ならユーロボックス、複数の筆記具を宅配で売るならノースペンズ、1本から手軽に送るならネットオフ筆記具買取、近くの店舗や出張で売るならおたからや、書道具などとまとめて出張で売るなら福ちゃんなど、目的に合わせて選びましょう。
高く売るためには、ペン先の刻印や字幅を確認し、箱・保証書・説明書・コンバーターといった付属品をそろえ、インクを抜いてメーカーの方法で傷めない範囲で洗っておくことが重要です。名入れや改造をしない、使わなくなったら早めに売る、事前見積もりで複数店を比べるといった工夫も、納得のいく売却につながります。
引き出しにしまったままの万年筆も、次の使い手にとっては大切な一本になり得ます。この記事を参考に信頼できる買取店を見つけて、納得のいく価格で手放しましょう。


