「カードショップは常連ばかりで入りにくい」「ショーケースのカードをどう買えばいいか分からない」と悩む方は多いのではないでしょうか。初めての店は、何をどうすればよいか分からず緊張するものです。
カードショップでは、カードを買うだけでなく、対戦や大会への参加、カードの買取もできます。来店の流れと店のルールを知っておけば、初心者でも一人で安心して利用できます。
また、公認大会には、タイトルごとに公式IDの事前登録が必要なものもあるので注意しましょう。カードを売るときも、本人確認書類や18歳未満の条件を知っておくと、当日に困りません。
この記事では、来店前の準備から買い方・大会・買取・マナーまでわかりやすく解説します。初めてカードショップに行く方は、ぜひ参考にしてください。
カードショップの買取カウンターだけでなく、家にいながらカードを売る方法もあります。トレカ買取ナビでは、ポケモンカードを自宅からLINEで査定に出せます。
査定にも相談にも料金はかからず、金額を見てから売るかどうかを決められます。お店に行く前に、手元のポケカの値段を知っておきたいときにも使ってみてください。

カードショップとは?初心者でもできる4つのことと店の選び方

カードショップは、トレカ(トレーディングカード)を買うだけの場所ではありません。対戦を楽しんだり、大会に出たり、不要なカードを売ったりもできます。初心者が一人で来店しても、まったく問題ありません。
カードショップでできることは、主に下記の4つです。
- 買う:パック・BOX(パックの箱売り)・構築済みデッキ・シングルカード(1枚売りのカード)・サプライ(スリーブなどの周辺用品)
- 遊ぶ:デュエルスペースでほかの人と対戦する
- 大会に出る:店舗大会や公認大会に参加する
- 売る:買取カウンターでカードを売る
ここでは、できることの全体像と、初心者が通いやすい店の選び方を解説します。
買う・遊ぶ・大会・売るの4つができる
まずは「今日は何をしに行くか」を1つ決めておくことが大切です。目的によって、店内で向かう場所と最初の行動が変わるためです。
| できること | 店内の場所・設備 | 初心者が最初にすること |
| 買う | パック売り場・ショーケース・ストレージ | 欲しい商品と予算を決める |
| 遊ぶ | デュエルスペース(対戦用の席) | 利用ルールの掲示を読む |
| 大会に出る | デュエルスペース・受付 | 日程と参加条件を調べる |
| 売る | 買取カウンター | 本人確認書類を用意する |
例えば買い物なら、パック売り場か、ショーケース(鍵付きの棚)を見るかで動き方が変わります。安いカードを入れた箱の「ストレージ」も、自分で探せる売り場です。売るのが目的なら、買取の受付時間を先に確かめておくと安心です。
大会には、店が独自に開くものとメーカー公認のものがあり、参加費や賞品は大会ごとに違います。初めての日は目的を1つに絞ると迷わずに済むでしょう。
初心者が一人で行っても大丈夫な理由を知る
一人で、見るだけのつもりで来店しても問題ありません。カードショップに一人で訪れる人も珍しくなく、店にとっても新しいお客さんは大切な存在だからです。
メーカーも、初心者を迎える仕組みを用意しています。ポケモンカードや遊戯王OCGには、初めての人向けの公式イベントがあります(大会の章の体験イベントの見出しで紹介します)。初心者を前提にした場なので、ルールに自信がなくても参加しやすいでしょう。
それでも緊張するなら、店員に「初めて来ました」と一言伝えてみましょう。売り場や遊び方を案内してもらいやすくなります。混み具合が気になる人は、次の章で紹介する来店の時間帯の選び方も参考にしてください。
専門店・リユース店・併設型の違いを知る
初めての来店には、対戦スペースがある専門店か公認店舗が向いています。店のタイプによって、品ぞろえや設備、得意分野が違うためです。
主なタイプは次の3つです。
- トレカ専門店:品ぞろえが豊富で、対戦スペースや大会がある店が多い
- リユース店(中古品店)のトレカ売り場:ほかの品目と一緒に売買でき、買取の窓口が身近
- 書店・ホビー店の併設売り場:パックやサプライを買いやすい
同じカードでも、店によって販売価格が違うことがあります。気になるカードは何店か見比べるとよいでしょう。カードショップ以外の購入先は「ポケモンカードはどこで買える?」で詳しく紹介しています。
同じカードでも店によって販売価格が違うように、売るときの金額も売り先によって変わります。ポケモンカードの売り先を比べるなら、トレカ買取ナビも候補に入れてみてください。
ポケカ専門の鑑定士が、1枚ごとの査定金額をお伝えします。見比べる材料として、まずは写真を送ってみましょう。

初心者が通いやすい店を5つの点で見分ける
初心者に優しい店かどうかは、来店前と来店時に5つの点を見ると判断しやすくなります。設備や告知の様子から、初心者を受け入れる体制が見えてくるためです。
- 公認店舗か:ポケモンカードは公式サイトのイベント検索、遊戯王OCGは公式サイトのイベント情報や取り扱い店舗リストで探せる
- 初心者向けイベントがあるか:体験会や入門向けの対戦会の告知を見る
- デュエルスペースのルールが掲示されているか:料金や受付の有無が分かると安心できる
- 価格表示が分かりやすいか:ショーケースやストレージに値札がはっきり付いているか
- SNSやサイトの更新がこまめか:入荷や大会の情報が最新かどうか
すべてを満たす店は多くないため、2つか3つ当てはまれば十分です。1つの店で決めず、2〜3店を見比べてから通う店を決めるとよいでしょう。
初めてのカードショップの使い方|来店前から会計までの5ステップ

初めての来店で緊張するのは、店内の流れを知らないことが大きな理由です。あらかじめ手順を知っておけば、当日は落ち着いて行動できます。
初来店の流れは、次の5ステップです。
- 来店前に公式サイトとSNSで店の情報を確かめる
- 目的に合わせて最初に買うものを決める
- 入店したら売り場を一周して配置を確認する
- ショーケースのカードは店員に出してもらう
- ストレージやパックは自分で選んでレジで会計する
ここでは、来店前の準備から会計までの流れを解説します。
来店前に公式サイトとSNSで店の情報を確かめる
出かける前に、店の公式サイトやSNSを見ておくことが大切です。営業時間や取扱タイトルを知らずに行くと、欲しい商品がなかったり、席を使えなかったりするためです。
次の4点を確認しておきましょう。
- 営業時間と定休日
- 取扱タイトル(ポケモンカード・遊戯王OCGなど)
- デュエルスペースの有無と利用ルール
- 大会やイベントの日程
大会の日はデュエルスペースが混み、一般の人が席を使えない時間もあります。初回は大会のない時間帯を選ぶと、ゆっくり店内を見られるでしょう。公認店舗かどうかは、前の章で紹介した各公式サイトで確かめられます。
最初に買うものは「対戦するか集めるか」で決める
最初に買うものは、「対戦したいのか、集めたいのか」で決めるのがおすすめです。パックやBOXだけを買っても、すぐに対戦できるデッキにはならないことが多いためです。
| 目的 | 最初に買うもの |
| 対戦したい | 構築済みデッキ+スリーブ |
| 友達や家族と遊ぶ | 構築済みデッキを人数分 |
| 集めたい | パック、または欲しいカードをシングルで |
例えば、ポケモンカードは1人60枚のデッキで対戦します。2人で遊ぶなら、デッキも2つ必要です。
集めることが目的で、欲しいカードが決まっているなら、シングルで買うほうが狙いどおりに手に入りやすいでしょう。パックは何が出るか分からないため、予算を決めてから買うと使いすぎを防げます。
スリーブを選ぶときは、対応サイズを確認しましょう。タイトルによってカードの大きさが違い、遊戯王OCGはポケモンカードより小さめです。ポケモンカードを始める人は「ポケカの始め方と必要なもの」も参考になります。
入店したら売り場を一周して配置を確認する
入店したら、まず売り場を一周して全体の配置をつかみましょう。どこに何があるかが分かると、店員に声をかけるときも迷いません。
見ておきたい場所は、レジ、ショーケース、ストレージ、パック売り場、デュエルスペース、買取カウンターです。小さな店では、レジと買取カウンターが同じ場合もあります。
売り場では、荷物を体の前で持ち、商品にぶつけないよう気をつけます。ショーケースのガラスに寄りかからないことも、ささやかな気づかいです。
見るだけでも問題はありません。このとき、撮影や飲食などの店内ルールの掲示を読んでおくと安心です。
ショーケースのカードは店員に声をかけて出してもらう
ショーケースのカードは、店員に声をかけて出してもらうのが基本です。高額なカードが多いため、鍵付きのケースで管理されているからです。
声をかけるときは、位置と価格ラベルで伝えると伝わりやすくなります。例えば「すみません、このケースの上から2段目、右端のカードを見せてください」と言い、値札の金額も添えましょう。
受け取ったら、次の2点を確かめます。
- 型番(カードに印刷された収録番号や記号):同じ名前でもイラスト違い・再録版・プロモ版(配布用の特別なカード)がある
- 状態:表面の傷、角や縁の白欠け(白く削れた部分)、反りや折れ
「美品」などの状態表記は店ごとの基準で、他店と同じとは限りません。会計の前に、価格と支払い方法、返品できるかを確認します。思っていたものと違えば、遠慮なく「やめておきます」と断ってかまいません。
型番や白欠け・反りを確かめる目が身につくと、自分のカードの状態も気になってくるものです。トレカ買取ナビでは、傷や白欠けのあるポケモンカードも状態をふまえて査定します。
きれいなカードと比べると金額は下がる傾向がありますが、値が付くかどうかは写真で確かめられます。気になる1枚から送ってみてください。

ストレージやパックは自分で選んでレジへ持っていく
ストレージやパックは、自分で選んでレジへ持っていけば購入できます。ショーケースと違い、店員を呼ぶ必要はありません。
ストレージには、比較的安いシングルカードがまとめて入っています。中から欲しいカードを探し、必要な枚数だけ取り出してレジへ運びます。デッキの足りないカードを安くそろえたいときに便利です。
パックやBOXは、レジ横や専用の棚に並んでいます。人気の商品は買える数が決まっていることもあるため、店の掲示を確認しておきましょう。
また、店内の端末で在庫を検索し、注文できる店もあります。探しているカードが見つからないときは、店員に在庫を聞くのが近道です。
カードショップのデュエルスペースと大会に初心者が参加する方法

カードショップの大きな魅力は、ほかのプレイヤーと実際に対戦できることです。デュエルスペースでの気軽な対戦から始め、慣れたら大会に挑戦すると、ゲームの楽しさが一段と広がります。
大会には、店が独自に開くものと、メーカー公認のものがあります。公認大会では、公式の会員登録やIDが必要なタイトルがあるため、事前の準備が欠かせません。
ここでは、デュエルスペースの使い方から大会当日の流れまでを解説します。
デュエルスペースは店ごとの利用ルールを確認して使う
デュエルスペースを使う前に、その店の利用ルールを確認することが大切です。料金や受付の有無、飲食の決まりなどは店ごとに違うためです。
無料で使える店もあれば、有料の店もあります。受付が必要か、イベントのときに席を移動する必要があるかも店によってさまざまです。分からないときは、掲示を読むか店員に聞いて確かめましょう。
フリー対戦(大会ではない自由な対戦)をしたいときは、近くの人に「1戦お願いできますか」と声をかけます。最初に初心者だと伝えておくと、相手も合わせてくれやすいでしょう。断られることもありますが、相手の都合なので気にする必要はありません。
なお、席を長く使うときは、飲み物やスリーブなど少額でも買い物をする「場所代」という考え方もあります。お店を支える気持ちとして、覚えておくとよいでしょう。
初心者向けの体験イベントから参加する
いきなり大会に出るより、初心者向けの体験イベントから参加するのがおすすめです。対戦の流れや店の雰囲気に、無理なく慣れられるためです。
主な体験イベントは次のとおりです(2026年10月16日時点・公式)。
- ポケモンカードジムの「デッキそのままバトル」:スターターセットexなど、指定の構築済みデッキをそのまま使う対戦会(改造不可)
- ポケモンセンターの「ポケモンカードゲーム教室」:小学生以下が対象で、保護者同伴で参加する
- 遊戯王OCGの「ビギナーズ交流会」:毎月第1土・日曜に開かれ、貸出デッキで体験できる
ポケモンカードゲーム教室に参加するには、プレイヤーズクラブ(ポケモンカードの公式会員サービス)への会員登録が必要です。当日は、年齢確認のための公的証明書(マイナンバーカードなど)を持っていきます。トレーナーズウェブサイト(公式の会員サイト)にログインできる端末も必要です。公式の持ち物欄に、デッキは挙げられていません。ルールを覚えると、紙製のプレイマットがもらえます(1人1日1枚・数量限定・非売品)。
登録がないと当日に参加できないおそれがあるため、前日までに済ませておきましょう。
公認大会に必要な登録をタイトル別に確認する
公認大会に出るなら、タイトルごとに必要な登録を前日までに済ませておきましょう。当日に登録が終わっていないと、参加できない場合があるためです。
| タイトル(2026年10月16日時点・公式) | 必要な登録・ID | 主な店舗大会 | 未成年の条件 |
| ポケモンカード | プレイヤーズクラブの会員登録(プレイヤーID) | ジムバトル | チャンピオンズリーグは18歳未満の登録・エントリーに保護者の同意が必要 |
| 遊戯王OCG | カードゲームID+KONAMI ID | ランキングデュエル(参加費無料・定員8名か16名) | 未成年は遊戯王ニューロンなしで参加可。小学生以下は保護者の許可が必要 |
ポケモンカードジムでスタンプを貯めるには、プレイヤーズクラブに登録し、イベントの二次元コードでチェックインします。チェックインが正しく済んだ場合に、デジタルの「ジムスタンプ」が付く仕組みです。スタンプは期間ごとに最大4個で、2個・4個でプロモカードと交換できます。期間は年2回(3月1日・9月1日)切り替わります(公式)。景品は、登録した「マイジム」(参加したジムから最大3店舗まで登録できる店)でしか受け取れません。
また、チャンピオンズリーグ(大規模な公式大会)では、マスターリーグとシニアリーグ(年齢による区分)で本人確認書類の原本も必要です。参加条件の細部は変わることがあるため、店舗の告知でも確かめておきましょう。
そのほかのタイトルは、参加条件を各公式サイトで確認してください。
ジムスタンプで交換したプロモカードが、気づけば何枚もたまっている方もいるでしょう。トレカ買取ナビでは、プロモを含めてポケモンカードならすべて査定の対象です。
手放してもよいプロモがあれば、1枚からでも受け付けています。次の大会の前に、LINEで写真を送ってみてください。

大会当日は持ち物と受付時間を確かめて早めに着く
大会の当日は、持ち物をそろえ、受付時間に余裕をもって着くことが大切です。受付を過ぎると参加できない場合があるためです。
持ち物は、次のものをそろえておきましょう。
- スリーブに入れたデッキ
- 替えのスリーブ
- ダメカン(ダメージカウンター)などの管理用品
- 筆記用具と参加費
- 登録アプリの入ったスマホ
受付の開始時間や締め切りは店ごとに違うため、店の告知か店員に確認しておきましょう。あわせて、使えるカードの範囲を決めるレギュレーションや、店舗の大会ルールも事前に確かめます。
分からないことは、対戦が始まる前にジャッジ(大会でルールの判定をする審判役)や店員に聞けば大丈夫です。ポケモンカードのルールを復習したい人は「ポケモンカード2026年最新ルール・遊び方」を読んでおくとよいでしょう。
カードショップでカードを売るときの流れと本人確認の条件

使わなくなったカードは、カードショップの買取カウンターで売れます。店頭なら、その場で査定額を聞いて売るかどうかを決められます。
一方で、「身分証を忘れて売れなかった」「子どもだけで行ったら断られた」という失敗も起こりがちです。どちらも、条件を事前に知っていれば防げます。
ここでは、店頭買取の流れと、本人確認・未成年の条件、注意したい支払い方法を解説します。
店頭買取は受付から支払いまでの流れを知っておく
店頭買取は、受付から支払いまでの流れを知っておくとスムーズです。手順が分かれば、必要なものを忘れずに持っていけます。
一般的な流れは次のとおりです。
- 買取カウンターで受付をする
- 買取申込書に記入し、本人確認書類を見せる
- 店員がカードを査定する
- 査定額の提示を受ける
- 同意すれば代金を受け取る(断ることもできる)
査定にかかる時間は、枚数や混雑の状況で変わり、店ごとにも違います。受付のときに目安を聞いておくと、待ち時間を有効に使えるでしょう。買取の受付が閉店より早く終わる店もあるため、閉店間際は避けるのが無難です。
カードはスリーブに入れ、種類ごとにまとめておくと査定がスムーズです。売る前の準備は「トレカ売却・買取ガイド」で詳しく紹介しています。
本人確認書類が必要かを店の案内で確かめる
カードを売るときは、本人確認書類を持っていくのが安全です。法律上は不要な場合でも、店の方針で提示を求められることが多いためです。
古物営業法では、買取の対価の合計が1万円未満なら、原則として本人確認の義務が免除されます。この1万円は1枚ごとの価格ではなく、1回に持ち込んだ分の合計で判断します(警察庁の通達)。
2025年10月の施行規則の改正では、1万円未満でも確認が必要な品目が追加されました。対象はエアコンの室外機や電線などで、トレカは含まれていません(2026年10月16日時点)。
ただし、多くの店は金額に関係なく身分証の提示を求めています。使える書類の種類も店ごとに違うため、来店前に店の案内を確認しておきましょう。
18歳未満は保護者の同意か同行が必要か確認する
18歳未満の人がカードを売るときは、保護者の同意や同行が必要かを確認しておくことが大切です。地域の条例で、子どもからの買取が制限されている場合があるためです。
例えば東京都の条例では、古物商は18歳未満の人から物を買い受けてはならないと定めています。ただし、保護者の委託・同行・同意がある場合は除かれます。東京都以外にお住まいの方は、地域の条例も確かめておきましょう。
店によっては、保護者が署名した同意書や、保護者の同行を条件にしています。必要な書類も店ごとに違うため、子どもだけで行く前に店の案内を見ておきましょう。
なお、成年年齢は2022年4月から18歳になりました。18歳・19歳は保護者の同意なしで売買の契約を結べる一方、「未成年者取消権」(親の同意がない契約を取り消せる権利)の対象外です。あとから取り消せないため、査定額に納得してから売ることが大切です。
トレカ買取ナビでは、未成年の方も保護者のサインが入った同意書があれば、ポケモンカードを売ることができます。
査定額を聞いたあとで売らないと決めることもできます。納得してから進めたい方は、まずLINEで相談してください。

後日払いや預かりでの買取は店の信頼性を確かめる
買取は、その場で代金を受け取れる即日払いを基本にするのがおすすめです。代金の後日払いやカードの預かりは、店に問題が起きたときに損をするおそれがあるためです。
実際に2026年4月には、開店から約2か月の店の運営会社が事業を停止したと報じられました。買取代金が支払われない、預けたカードが返ってこないという報告が出ています。
高い買取価格だけで店を選ばず、次の点を確かめると安心です。
- 古物商許可の番号が掲示されているか
- 運営会社の名前や所在地が公開されているか
- 開店からの期間や、運営会社のこれまでの営業がサイトで確認できるか
- その場で現金などで支払う即日払いに対応しているか
やむを得ずカードを預けるときは、預かったカードの内容が書かれた預かり証をもらっておきましょう。口約束だけで預けるのは避け、控えを手元に残すことが大切です。
カードショップで初心者が気をつけたいマナーとトラブル対策

カードショップは商品を売る店であると同時に、多くの人が集まる交流の場でもあります。少しの気づかいがあるだけで、自分もまわりの人も居心地よく過ごせます。
マナーといっても、難しいものではありません。ポイントを知っておけば、初めてでも自然に守れるものばかりです。
ここでは、基本のマナーと店のルール、トラブルを避ける買い方を解説します。
あいさつ・清潔さ・席の使い方の基本マナーを守る
基本のマナーは、あいさつ・清潔さ・席の使い方の3つを意識すれば十分です。どれも、相手や店への思いやりを形にしたものだからです。
対戦の前には「よろしくお願いします」、終わったら「ありがとうございました」とあいさつしましょう。相手のカードに触れるときは、「見てもいいですか」と一声かけるのが礼儀です。
カードは手から直接触れるものなので、清潔さも大切です。手を洗ってから対戦し、汗や飲み物でカードを汚さないよう気をつけます。身だしなみを整えておくと、相手も気持ちよく対戦できるでしょう。
デュエルスペースでは、荷物で席を取ったり、大声を出したりしないようにします。長く席を使う日は、デュエルスペースの章で触れた「場所代」の考え方も思い出してみてください。こうした気づかいができる人は、店でも自然と歓迎されるでしょう。
撮影・トレード・他店のパック開封は店のルールに従う
撮影やトレード(カードの交換)、パックの開封は、その店のルールに従うことが大切です。こうした行為の扱いは店ごとに違い、知らずに違反してしまうことがあるためです。
店によっては、次のような独自のルールを設けています。
- 商品の撮影は店の許可を取る(ほかのお客さんは写さない)
- 店内でのトレードを禁止している
- 他店で買ったパックの開封を禁止している
- 人気商品の購入数を制限している
ルールに反すると、退店を求められる場合もあります。どこまで認められているかは店ごとに違うため、掲示を読むか店員に確認しましょう。
大会を途中で抜けるときも、黙って帰らず店員に伝えます。迷ったときは、その場で店員に聞くのが一番の近道です。
偽物や状態のトラブルを避ける買い方をする
高額なカードを買うときは、店頭で現物を見て、型番と状態を確かめてから買うことが大切です。偽物や思っていた状態と違うカードをつかむと、大きな損になるためです。
店頭では、次の4点を確かめましょう。
- 買取の章でも触れた、古物商許可の番号が掲示された店で買う
- 会計の前に、返品や交換ができる条件を聞く
- 型番と状態を、公式のカードリストや手元の画像と見比べる
- レシートを捨てずに保管する
相場より極端に安いカードや、出どころが分からないカードは避けるのが無難です。2025年2月には、偽物のトレカを買取業者に売ってお金をだまし取ったとして、男が逮捕されたと報じられました。2026年7月にはトレカの振興を目指す議員連盟が設立され、偽造品への対応を進める方針とされています。
購入後に状態の違いに気づいたら、レシートを持ってすぐに店へ相談しましょう。時間がたつほど確認が難しくなるため、帰宅後すぐにカードを見直しておくと安心です。
カードショップ初心者によくある質問

初めての来店の前には、細かな疑問が次々に浮かぶものです。本文で扱いきれなかった点も、事前に答えを知っておけば安心して出かけられます。
ここでは、初心者が抱きやすい4つの質問に答えます。
何も買わずに見るだけでも入っていいですか?
見るだけでも問題ありません。品ぞろえや店の雰囲気を知るために、見学だけで来店する人もいます。
ただし、ショーケースのカードを何枚も出してもらって買わない、席を長時間使うといった行動は控えましょう。気に入った店が見つかったら、スリーブなど少額の買い物から始めるとよいでしょう。初めての店なら、売り場を一周して雰囲気をつかむだけでも十分です。
デッキを持っていなくてもカードショップに行っていいですか?
デッキを持っていなくても大丈夫です。店で構築済みデッキを買えば、その日から対戦を始められます。
遊戯王OCGのビギナーズ交流会のように、貸出デッキで体験できる公式イベントもあります(大会の章の体験イベントの見出しで紹介)。ほかの人の対戦を見学して、流れをつかむのもよい方法です。その際は対戦中の人に話しかけず、手札が見えない距離から見ましょう。近くで見たいときは、対戦の前後に一声かけると安心です。
子どもだけでカードショップに行かせても大丈夫ですか?
見学や買い物なら、家庭で約束を決めたうえで行かせると安心です。予算や帰宅時間を決め、店に子どもだけの来店ルールがないかも確かめておきましょう。
カードの売買や交換はしない、といった家庭のルールもトラブル防止に役立ちます。小学生以下は保護者同伴が条件のイベントもあるため、参加前に確認が必要です。カードを売るときの条件は、売るときの流れの章を参照してください。
値下げ交渉や取り置きはできますか?
基本は表示価格での購入で、取り置きや値下げは店のルール次第です。取り置きに対応する店でも、期限や条件が決まっていることがあります。
まずは店員に、取り置きができるかを聞いてみましょう。無理な値下げ交渉は避け、まとめ買いの割引やセールの告知をSNSで確かめるのが現実的です。
まとめ

カードショップは、買う・遊ぶ・大会に出る・売るの4つができる場所です。目的を1つに決めて行けば、初心者でも迷わずに過ごせます。
- 来店前に公式サイトやSNSで営業時間・大会の日程を確かめる
- ショーケースのカードは声をかけて出してもらい、型番・状態・価格を確認してから買う
- 大会に出るなら、タイトルごとの公式IDを前日までに登録し、まずは体験イベントから参加する
- 売るときは本人確認書類を持参し、18歳未満は保護者の同意や同行の条件を確かめる
デュエルスペースの使い方や撮影・トレードの可否など、店ごとに違うルールは掲示や店員に確認すれば安心です。本記事で紹介したポイントを参考に、まずは近くのカードショップへ一度足を運んでみてください。
カードショップに通い慣れてくると、遊ばなくなったカードの行き先も考えるようになります。ポケモンカードなら、トレカ買取ナビの郵送買取で全国どこからでも売れます。
大手販売店と提携し、海外への独自ルートも持っているため、カードの価値を買取価格に反映しやすいのが特長です。入金は、カードの到着確認後4営業日以内に指定口座へ振り込みます。
店に行く日を待たずに、今あるカードの写真を撮って送ってみてください。



